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2015年6月1日月曜日

ザ・スウィング・ウェスト - 雨のバラード バンブラ

こんばんは。名久井翔太です。

今日は御茶ノ水で楽器屋巡りをしていました。何も買いませんでしたが。

最初に入った下倉楽器でグレコのバイオリンベースを弾かせていただきました。



結構もう30分ぐらい時間を忘れて弾いてました。

バイオリンベースといえば著名なメーカーはヘフナー。ヘフナーのバイオリンベースを使ったミュージシャンといえばポール・マッカートニーです。

ヘフナーはもともとそんなに有名なメーカーではなく、ポールが使ったことで有名になったと楽器屋さんは言ってくれました。

プレシジョンベースとかのベースは音がソリッドで、擬音で表すとベンベン鳴ります。対してバイオリンベースは音がボンボンとソフトです。本当指弾きだとウッドベースを弾いてるみたいな感じです。

それもそのはず、中はセミホロウになってるんです。

セミ(semi:半分)ホロウ(hollow:空洞)ギターというのはソリッドギターに文字通り空間を作ったギターの事です。でもその前にソリッドギターも説明しないと。

ソリッドギターというのはソリッドなギターの事なんですよ。なんつって。

ソリッド(solid)は固体、中がぎっしりつまったという意味で、セミホロウとは対照的に中に空洞が無いギターをさします。

話は戻りますがセミホロウってアコギと同じじゃ無いの?と思われるかもしれませんが。確かに空洞があるという事は弾いたときに音の反響があるという点ではアコギと同じですが、セミホロウというのはアコギのように表に穴を開けてないので箱鳴りがします。音はどこにも逃げ場がないから。

その点を踏まえてバイオリンベースというのはセミホロウのベースであるが故にボンボンというウッドベースみたいな特徴的な音しか出ないというのが最大のネック。でもバイオリンベースはポールが使ったので、バイオリンベースを持つとポールオタクなんだなと思われますが。

反面、セミホロウだから軽くてギターの様に扱いやすいです。ソリッドだと中身がぎっしりつまった一枚の木板なので、重い。

随分長々とお話ししましたが、前回レッドベリーの時にセミホロウの特徴についてはまた今度と書いたので、今回で約束を果たした、という事でいいね?

そんな訳で今日のGSです。

今日のGS

前回で主要な十大グループサウンズの三曲紹介は終わりましたんで、今日からはそれ以外にもこんなグループサウンズがあったんだよ、という訳でグループサウンズモアベストなるものを紹介します。

今日はスウィング・ウェストで雨のバラード。


スウィング・ウェストは1957年に結成された歴史の古いバンドで、元々はインスト、ウエスタンを演奏していました。

元メンバーには後のスパイダースのリーダーで田辺エージェンシーの社長でもある田辺昭知、ホリプロの設立者である堀威夫、そして後にカーナビーツに入る喜多村次郎もメンバーだったといわれています。

60年代にグループサウンズのブームが起きるとメンバーは一新され、元々バンドの付き人をやってた湯原昌幸、梁瀬トオルなどが入ってきます。そしてこのメンバーで66年にシングル・恋のジザベルでデビューします。

しばらくヒットがありませんが、68年に雨のバラードが関西圏からヒットし、グループの代表曲になります。

歌謡曲もロックもそつなくこなすバンドで、僕も大好きなバンドです。

さて、雨のバラードですが、後に湯原昌幸がソロでセルフカバーしますが、スウィング・ウェストの時はリードギターの梁瀬トオルが歌っています。

この曲は作りやすいです。

最後切れちゃったのはすいません。複数の写真を使って、曲に合わせて完璧に時間調整できてるものだと思ってたんですが。

今日のGSはまだまだ終わら無いぜ!

ではまた。

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