ページ

2016年1月7日木曜日

The Searchers - Take it or leave it

こんばんは、名久井翔太です。

今日はローリング・ストーンズの正式メンバーになりかけた有名人達、というテーマでお送りしようと思います。免疫力の無い人はバーっと読んでいってくださいね。

さて、皆々様はローリング・ストーンズの正式メンバーと言われて思いつく人は何人いるでしょうか?正式メンバーは以下の7人です。

ミック・ジャガー Mick Jagger ('62-)
キース・リチャーズ Keith Richards ('62-)
ブライアン・ジョーンズ Brian Jones ('62-'69)
ビル・ワイマン Bill Wyman ('62-93)
チャーリー・ワッツ Charlie Watts ('63-)
ミック・テイラー Mick Taylor ('69-'74)
ロン・ウッド Ron Wood ('75-)

さて、これから書いていくのがストーンズの正式メンバーになりかけた有名な人々でございます。

まずはキーボードのイアン・スチュワート



実は正式メンバーといってもいいくらいのお方でしたが、プロデューサーのアンドリュー・ルーグ・オールダムがデビューが決まるときに正式メンバーを解雇されてしまいます。こんなルックスでは売れん、という理由で。ただし、マネージャーになったのとスタジオ録音の時は参加していました。また、メンバーが喧嘩すると止めに入ったり、でもメンバーじゃなかったから光の世界では語られる事の無い、まさに縁の下の力持ちみたいな人です。

実際ミックも、スチュがいなかったら俺たちはどこにも行けなかった、と言うぐらいです。惜しまれつつ'85年に他界してしまいますが、なんと上の7人とともに'89年のロックの殿堂入りしています。

続いてはドラムのミック・エイヴォリー


キンクスのドラマーとして有名ですが、一時期はストーンズのメンバーでもありました。

どうやら音楽性の違い、で脱退したもようです。

最後は、私も意外だったこのお方です。



そう、知っている人は知っている。あの、南部ロックの立役者、クリーデンス・クリアウォーター・リヴァイヴァルのベーシスト、スチュ・クックです。

現在はドラムスのダグ・クリフォードと中心になってクリーデンス・クリアウォーター・リヴィジティッドで活躍しています。

'93年にビル・ワイマンがストーンズを脱退してしまいます。その後釜を決めるオーディションに参加したとのことです。結果ベースの正式メンバーは決まらないまま現在に至ります。ツアーの時は、サポートであのマイルス・デイヴィスのベースを担当していたダリル・ジョーンズが担当していますが。

個人的にはまさかあのスチュがストーンズに、とビックリしています。もし正式メンバーだったらCCRとストーンズの二枚看板を背負う、ということになって、CCRの時よりも注目される存在になったでしょうが。ミック・エイヴォリーについても、同様の事がいえます。

でも音楽の世界には鱈・レバーじゃなかった、たらればの話と言うのが良くあります。本人がそれで幸せならば他人が口出しする筋合いはない、という事です。

という事でストーンズ正式メンバーになりかけた人々でございました。

さて今日はストーンズの話をしたからストーンズの曲でも和訳…と思ったんですが、ストーンズオリジナルの曲は私のiPhoneのYouTubeのアプリからでは見れない事が多いです。厳密に言えば別に方法はあるにはありますが、でも公式YouTubeのアプリから紹介したいので…

今日はストーンズ、じゃなくて、今日紹介する曲をカバーしたサーチャーズのバージョンでお送りします。

今日の洋楽

というわけで、サーチャーズでテイク・イット・オア・リーヴ・イットです。


ストーンズの中ではあまり知名度はないですが、異色かもしれません。オリジナルを聴いたらフォークみたいです。

まずキースはアコギを弾いてるし、ブライアンはハープシコード(鍵盤を叩いて弦を弾いて音を出す楽器)、そして何より琴を弾いてます。ブライアンはタンブーラやシタールといったインドの楽器とか演奏する事でも有名です。

サーチャーズの方は、まさにフォークロックの先駆者らしく、ストーンズのサウンドを継承するばかりか、エレキギターの音の伸びが心地よいです。

さて和訳です。

You can turn off and on more times
than a flashin' neon sign.
When you want you're bad
But you can be so kind

点滅してるネオンの光より、
もっと早く点滅してもいいんだ。
君が悪く振る舞いたい時でも、
君は親切になれるんだ。

Just take it or leave it
Don't tell your friend
Just what you're gonna do now
You take it or leave it, it's just my life

やるかやらないのか決めるんだ。
友達に言ってはいけない、
君が何をするのか。
やるかやらないのかは君が決めるんだ。
俺の人生だから。

There've been times when you tried
Makin' eyes at all my so called friends
Then you go, now you're back
But you can be so kind

俺の友達と呼んでた奴みんなに
目配せをしていた時期があるだろう。
君は行ったけど、戻ってきた。
君は親切になれるんだ。

Just take it or leave it
Don't tell your friend
Just what you're gonna do now
You take it or leave it, it's just my life

やるかやらないのか決めるんだ。
友達に言ってはいけない、
君が何をするのか。
やるかやらないのかは君が決めるんだ。
俺の人生だから。

I'm sick and tired of the smile that you give
When you don't come home at night
You said you'd call, that's a lie
But you could be so kind

君が夜に帰ってこないから、
俺は君の微笑みに疲れた。
君は電話すると言った、でもそれは嘘なんだ。
でも親切になれるんだ。

Just take it or leave it
Don't tell your friend
Just what you're gonna do now
You take it or leave it, it's just my life

やるかやらないのか決めるんだ。
友達に言ってはいけない、
君が何をするのか。
やるかやらないのかは君が決めるんだ。
俺の人生だから。

こんな感じです。

爽やかなコード進行ですが、恋人に振り回されるのに疲れた彼氏が彼女に付き合う気があるのかを決めてほしい、みたいな歌です。

ではまた。今日も長くなっちゃった。

0 件のコメント:

コメントを投稿