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2016年3月9日水曜日

Roy Orbison - Evergreen

こんばんは、古い音楽をお届けする音楽文章ラジオのお時間がやって参りました。進行は、まだ冬だと思っていたらもう春だった名久井翔太です。

もう早いもので2016年も3月ですよ。月曜日仕事の帰りに知人と帰ったんですが、その時に「もう春だね」という話が出て、そうかもう春か、とようやく気付きました。

いやはや、時代の流れに全くついていけてない、ガラパゴス型の人間にすっかりなってしまいました。

では後半の洋楽和訳コーナーへ移ります。

今日の洋楽

今日はロイ・オービソンでエヴァーグリーンという曲です。


1962年にシングルカットされた曲です。ロイの曲の中ではヒットせず、知名度もこれといって無いですが、私は結構好きです。実にロイらしい伸びやかな曲だと思います。

では和訳です。

Sometimes love will bloom in the springtime 
Then like flowers in summer it will grow 
And then fade away in the winter 
When the cold winds begin to blow 

時に、愛は春に芽生え、
夏には花のように育つ。
しかし寒風が吹き始める時に、
冬には枯れ果ててしまう。

But when it's evergreen, evergreen 
It will last through the summer and winter too 
When love is evergreen, evergreen 
Like my love for you 

しかし、その愛が常緑樹であるなら、
夏や冬さえも強く育ち続ける。
私のあなたへの愛のように、
その愛が常緑樹であるなら。

So hold my hand and tell me 
You'll be mine through laughter or through tears 
Then let the whole world see, our love will be 
Evergreen through all the years 

私の手を取って言って欲しい。
笑いや涙の時を経て、あなたは私のものになる。
そして世界に知らせてやろう、
私たちの愛は永遠なるものだ、と。

For when it's evergreen, evergreen 
It will last through the summer and winter too 
When love is evergreen, evergreen 
Like my love for you

しかし、その愛が常緑樹であるなら、
夏や冬さえも強く育ち続ける。
私のあなたへの愛のように、
その愛が常緑樹であるなら。

こんな感じです。

Evergreen というのは、和訳にも出ましたが常緑樹(じょうりょくじゅ、常磐木:ときわぎとも呼ぶ)、つまり年中、緑の葉をつける植物の事を指します。決して枯れない、という事でもなく、葉っぱの寿命が総じて長い植物です。

君と私の愛はこの常磐木のように枯れることはない、という歌です。何ともロマンチック。どうしてこの曲が世に出ないのかが不思議でなりません。

短いですが、この辺でお別れとしましょう。次は土曜日の更新です。

ではまた。

2 件のコメント:

  1. 名久井 翔太 様

    突然のコメント、大変恐れながら失礼いたします。
    Roy OrbisonのEvergreenの和訳とても感動いたしました。
    そして恐れながら、Twitterで共有させて頂きました。事後報告となってしまい、またこのページからの直接の共有では無いこと、重ねて大変申し訳ございませんでした。
    つきましては、下記TwitterURLをはりますので、ご覧いただいてなにかありましたら、こちらのコメント欄でもTwitterのDM機能でもおっしゃっていただければ、と思います。
    失礼致しました。
    Twitter@ru_monXURL
    w_mo26110 (@ru_monX)さんをチェックしよう https://twitter.com/ru_monX?s=09

    返信削除
    返信
    1. ru_monX様

      コメントありがとうございます。

      私の和訳がru_monX様を感動させたと聞いて、驚きでいっぱいです。私の和訳で宜しければ、これからもこのブログの和訳で感動したのがあれば、どんどんTwitterでも共有して頂いて構いません。

      重ねて御礼を申し上げます。

      削除