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2016年6月28日火曜日

The Swinging Blue Jeans - Now I must go

こんばんは、古い音楽をお届けする音楽文章ラジオのお時間がやって参りました。進行は、名久井青年です。どうぞよろしく。

今晩も話すネタも無いので洋楽和訳のコーナーです。

今日の洋楽

今日はザ・スウィンギング・ブルー・ジーンズでナウ・アイ・マスト・ゴーです。


スウィンギング・ブルー・ジーンズはイギリス、リヴァプールのバンドです。

デビュー時のメンバーは以下の通りです。

•レイ・エニス (Ray Ennis, g)
•ラルフ・エリス (Ralph Ellis, g)
•レス・ブレイド (Les Braid, b)
•ノーマン・クールキ (Norman Kuhlke, d)

元はイギリスで大流行していたスキッフルの同じ名前のバンドでした。(ただしスペルはSwinging Bluegenes)

そこからロックバンドに転身をして、Swinging Blue Jeansとなり1962年にデビューします。

3枚目のシングル「ヒッピー・ヒッピー・シェイク」という曲が全英チャート2位という大ヒットを記録します。このヒットを受けて、メンバーでリードギター担当のレイ・エニスは「これが自分たちの書いた曲ならとんなに良かったことか!」。

そう、このヒッピー・ヒッピー・シェイクは元はチカーノ・ロック(ヒスパニックという、スペイン系アメリカ人)のミュージシャンの自作曲でした。ビートルズもカバーしていましたが、シングルはおろか、アルバムにも収録していなかったポールのレパートリー曲です。

続くリトル・リチャードの「グッド・ゴリー・ミス・モリー」は11位、ベティ・エヴァレットの「悪いあなた」は3位と、順調にヒットを飛ばし続ける…かと思いきやヒットがそこで止まってしまいます。が、レイ・エニスとレス・ブレイドが中心となって活動を続けています。

2006年にレス・ブレイドが亡くなり、残っている現役メンバーはレイ・エニス。一応2010年に引退をしますが、たまに活動も続けているようです。

さてさて、今回紹介するナウ・アイ・マスト・ゴーですが、これは大ヒットのヒッピー・ヒッピー・シェイクのB面曲で、カバー曲の多いSBJの中では珍しいレイ・エニスによる自作曲です。

この曲は、前回のPP&Mのパフを弾いた時にコード進行が似ている、と私が野暮な発表をしています。

では和訳です。

I'm going away to find true love
I'll travel light just wherever I go
I'm leavin' you behind me
You'll never know where to find me

本物の恋を見つけにいくぜ、
どんな所でも身軽に旅してやるさ。
お前を置いていくぜ、
どこへ行けば良いのか分からないだろう。

One day, you'll find that you need me
Like I needed you so
So, go ahead and cry your eyes out
You hurt me and now I must go 

いつか、俺が必要になるだろう。
俺がお前を必要としてたように。
だからおもいきり泣けば良いさ。
お前は俺を傷つけた、だから俺は行くぜ。

Go on, go on, try and stop me leavin' you
Come on, come on, I'll just make a fool of you
You pushed me round, so I went out and found me
A girl that will love me forever

やってみろよ、俺を止められるなら。
来いよ、俺はお前を騙してやるんだ。
散々こき使いやがって、だから俺は見つけてやったぜ。
永遠に俺を愛してくれる女の子を。

I'm going away to find true love
I'll travel light just wherever I go
I'm leavin' you behind me
You'll never know where to find me

本物の恋を見つけにいくぜ、
どんな所でも身軽に旅してやるさ。
お前を置いていくぜ、
どこへ行けば良いのか分からないだろう。

One day, you'll find that you need me
Like I needed you so
So, go ahead and cry your eyes out
You hurt me and now I must go 

いつか、俺が必要になるだろう。
俺がお前を必要としてたように。
だからおもいきり泣けば良いさ。
お前は俺を傷つけた、だから俺は行くぜ。

Go on, go on, try and stop me leavin' you
Come on, come on, I'll just make a fool of you
You pushed me round, so I went out and found me
A girl that will love me forever

やってみろよ、俺を止められるなら。
来いよ、俺はお前を騙してやるんだ。
散々こき使いやがって、だから俺は見つけてやったぜ。
永遠に俺を愛してくれる女の子を。

You say that you're sorry you hurt me
It's too late for you to be now
I gave you my heart but you took it apart 
You hurt me and now I must go 

俺を傷つけて「ゴメン」だと。
そんなの遅えんだよ。
お前に心を捧げたのにバラバラにしやがって、
もうお前とはやってられねえよ!

こんな感じです。

新しい彼女を見つけに行く男の歌です。

最後の一連は完全に意訳ですが、全体の流れを察してもらえれば納得のはず。

今日はこの辺でお時間です。

ではまた。


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