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2016年10月24日月曜日

Pee Wee Hunt - Somebody stole my gal

こんばんは、古い音楽をお届けする音楽文章ラジオのお時間がやって参りました。進行は、名久井翔太です。どうぞよろしく。

早速、洋楽和訳のコーナー、そしてあの歌のお名前何ァんてェのです。

今日の洋楽

今日はピー・ウィー・ハントでサムバディ・ストール・マイ・ギャルです。


レオ・ウッドの作曲です。失恋を機に作ったそうです。

「ホンワカパッパ」のトランペットでお馴染みの吉本新喜劇のテーマですね。誰しも聞いたことがあるかと。

ピー・ウィー・ハントことウォルター・ゲルハルト・ハントは1907年5月10日、オハイオ州マウント・ヘルシー生まれのトロンボーン奏者、ジャズバンドのリーダーです。

父親がバイオリン、母親がバンジョーを弾いていたのがキッカケで、音楽に興味を持ちます。オハイオ州立大学で電気工学を学びながら、ウォルター青年はバンジョーを弾いて、バンドを結成したりしていました。

後にトロンボーンに変わって、1928年、ジーン・ゴールドケット・オーケストラに入ります。このオーケストラにはピー・ウィー・ハント以前にもビックス・バイダーベックも入っています。

カサ・ロマ・オーケストラの発起人でもありましたが、1943年DJとして活動するために脱退します。1946年音楽業界に戻ります。

1948年「12番街のラグ」を出して、300万枚を売り出すヒットしています。今回の「サムバディ・ストール・マイ・ギャル」は1954年の録音です。

1979年6月22日、78歳で亡くなっています。

サムバディ・ストール・マイ・ギャルは1918年、前述したレオ・ウッドによって作られました。初録音は1918年のフローレンス・ミレットですが、最初にヒットしたのは、1923年のテッド・ウィームズ・オーケストラが、5週に渡って1位を記録したものです。

それ以外にも、ビックス・バイダーベック、キャブ・キャロウェイ、ファッツ・ウォーラー、カウント・ベイシー、ベニー・グッドマンも録音しています。

今回の和訳はキャブ・キャロウェイのものを載せます。


では和訳です。

Somebody stole my gal,
Somebody stole my pal,
Somebody came and took her away,
She didn't even say she was leavin',

誰かが僕の彼女を盗っちゃった。
誰かが僕の彼女を盗っちゃった。
誰かが来て彼女を盗っちゃった。
出てくと言わずに行っちゃった。

Her kisses I love so,
He's gettin' now I know
And gee, I know that she,
Would come to me
If she could see,
Her broken hearted lonesome pal,
Somebody stole my gal

僕はあの娘のキスが好きだった。
それをあいつが奪うんだ、分かるさ。
おや、僕は知ってた、
彼女が来るものだと。
彼女が知っていたならなあ、
心が壊れたパートナーがここにいるって。
誰かが僕の彼女を盗っちゃった。

こんな感じです。

タイトルの通りです。

先週暑い日もありましたが、だんだん寒くなって参りました。お風邪など引かれぬように。ホンマに油断もスキもあらへんわ〜。

ではまた。

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