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2017年2月2日木曜日

The Cuff Links - Tracy

こんばんは、古い音楽をお届けする音楽文章ラジオのお時間がやって参りました。進行は、名久井翔太です。どうぞよろしく。

早速、洋楽和訳のコーナーです。

今日の洋楽

今日はザ・カフリンクスでトレイシーという歌です。




ポール・ヴァンス、リー・ポックリス作曲です。このコンビで有名なのが、ブライアン・ハイランドの「ビキニ・スタイルのお嬢さん」です。

カフリンクスはアメリカのバブルガム・ポップバンドです。

バンドとはいっても、スタジオ・ミュージシャンを寄せ集めたバンドで、実体はありません。この曲でボーカルをつとめたのは、アーチーズの「シュガー・シュガー」も歌った、ロン・ダンテという人です。

トレイシーが1969年に9位、さらにその次の「ホエン・ジュリー・カムズ・アラウンド」が41位を記録すると、アルバム制作やライブにも出すようになります。

この時ロン・ダンテはソロ活動をするためライブには参加しませんでした。バンドはヒットが出なくなりますが、それでも現在も活動を続けています。

私はこの曲をラジオで聴きました。タイトルを聞き逃してしまいましたが、この曲の歌詞は簡単なので、そのフレーズでネットで調べて見たら、カフリンクスでトレイシー、というのが分かりました。そういえばそんなグループの名前だった、と思いました。

では和訳です。

Bah-bah, bah-bah-bah-bah
Bah-bah-bah-bah
Bah-bah-bah-bah-bah-bah-bah


Tracy, when I'm with you
Somethin' you do
Bounces me off the ceiling
Tracy, day after day
When you're this way
I get a lovin' feelin'


トレイシー、君といる時は、

君がする事が、

天井まで僕を跳ね上げるんだ。

トレイシー、来る日も来る日も、

君がついて来てくれる時、

僕は恋する気持ちになるんだ。


Come with me
don't say "No"
Hold me close
Tracy never let go


僕と来て、

嫌なんて言わないで。

僕を抱きしめて、

トレイシー、僕を離さないで。


Tracy, you're gonna be
Happy with me
I'll build a world around you
Filled with love everywhere
And when you're there
You'll be so glad I found you


トレイシー、

君は僕と幸せになるんだ。

君の周りに新しい世界を築こう、

どこにでも愛に溢れてる世界さ。

そして君がそこにいてくれるなら、

僕が見つけられた時幸せなんだ。


Come with me, don't say "No"

Hold me close
Tracy, never, never, ever let me go


僕と来て、

嫌なんて言わないで。

僕を抱きしめて、

トレイシー、僕を離さないで。


Bah-bah, bah-bah-bah-bah
Bah-bah-bah-bah
Bah-bah-bah-bah-bah-bah-bah


Bah-bah, bah-bah-bah-bah
Bah-bah-bah-bah
Bah-bah-bah-bah-bah-bah-bah


Come with me, don't say "No"
Hold me close,
Tracy, never, never, ever let me go


僕と来て、

嫌なんて言わないで。

僕を抱きしめて、

トレイシー、僕を離さないで。


Bah-bah, bah-bah-bah-bah
bah-bah-bah-bah
Bah-bah-bah-bah-bah-bah-bah
Never let me go


僕を離さないで。


Bah-bah, bah-bah-bah-bah
Bah-bah-bah-bah
Bah-bah-bah-bah-bah-bah-bah
Tracy, never let me go


トレイシー、僕を離さないで。


Bah-bah, bah-bah-bah-bah
Bah-bah-bah-bah
Bah-bah-bah-bah-bah-bah-bah


こんな感じです。

1番と2番でサビのコード進行が違うのに驚きました。あのままメジャー調に行っても良いんですが、ありきたりになると思います。わざとマイナー調にする事でアクセントになって、おっ、と思わせるのはとても良い効果です。

こんな手法も、現代のポップミュージックには中々無いと思います。

今日はこの辺でお時間です。洋楽和訳のリクエスト募集中です。ある方は、コメント欄に記入よろしくお願いします。

ではまた。

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