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2017年2月7日火曜日

The Rockin' Berries - Smile

こんばんは、古い音楽をお届けする音楽文章ラジオのお時間がやって参りました。進行は、名久井翔太です。どうぞよろしく。

今日は暖かかったですね。ですが、明日から気温が下がって、今週末は関東地方は雪が降るそうです。充分に体を温かくして下さい。

雪が降る、あなたは来ない。この一節が分かる人は古い人だと思います。

では洋楽和訳のコーナーです。

今日の洋楽

今日はロッキン・ベリーズでスマイルという歌です。




ジョン・ターナー、ジェフリー・パーソンズが作詞を、そして作曲は、あの喜劇王の異名をもつチャールズ・チャップリンです。

元は1936年のチャップリンの映画『モダン・タイムズ』の挿入歌でした。モダン・タイムズは、資本主義社会や機械文明が急速に発達する世の中で、労働者が尊厳を失われ、ひどい目にあっているにも関わらず更に悪い事が起きている、というのを、笑いやジョークに変えた映画です。チャップリンが歯車に巻き込まれている映画、といえばお分かりだと思います。

スマイルは映画の随所で流れているようですが、一番印象的なのが、やはりラストシーンですね。絶望してふさぎ込む少女をチャップリンが励まして、二人で共に歩いて行く、というシーンです。

元々はインストゥルメンタルですが、後に歌詞がつけられ、ナット・キング・コール、トニー・ベネット、ペトゥラ・クラークなどもカバーしています。

ロッキン・ベリーズのカバーは1967年にシングルで出していますが、ヒットしていません。整ってはいるのですが、出したタイミングが悪かったんでしょうか。

では和訳です。

Smile, when your heart is aching
Smile
, even though its breaking
When there are clouds in the sky
You'll get by


笑うんだ、君の心が痛む時、

笑うんだ、君の心を砕く時。

雲が空を覆っても、

君はやれるさ。


If you smile through your fear and sorrow
Smile and maybe tomorrow
You
ll see the sun come shining through
For you just 


悲しみや恐怖を乗り越えて笑えば、

もしかして明日には、

太陽の光が見えるはずさ。

だから、


Light up your face with gladness
Hide every trace of sadness 

Although a tear may be ever so near


君の顔を喜びで照らすんだ、

少しばかりの悲しみも隠して。

涙がすぐにこぼれ落ちそうになっても、


That
s the time you must keep on trying
Smile what
s the use of crying
You
ll find that life is still worthwhile
If you
ll just smile


その時こそ君はやり続ける時なんだ。

笑うんだ、泣いたってしょうがない。

そうすれば、人生捨てたものじゃないさ、

君がただ笑うなら。


こんな感じです。

今日はこの辺でお時間です。洋楽和訳のリクエスト募集中です。ある方は、コメントお願いします。

ではまた。

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