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2017年5月4日木曜日

Smokey Robinson and The Miracles - Whatever makes you happy

こんばんは、古い音楽をお届けする音楽文章ラジオのお時間がやって参りました。進行は、名久井翔太です。どうぞよろしく。

早速、洋楽和訳のコーナーです。


今日の洋楽

今日は、スモーキー・ロビンソン&ザ・ミラクルズで、ホワットエヴァー・メイクス・ユー・ハッピーです。




ロナルド・ホワイト、スモーキー・ロビンソン作曲です。1963年のシングル「ミッキーズ・モンキー」のB面、そしてアルバム『ザ・ファビュラス・ミラクルズ』収録です。

スモーキー・ロビンソン&ザ・ミラクルズは、1960年代のR&B、ソウルの名門、モータウン・レコード出身のグループです。

メンバーは、以下の通りです。

•スモーキー・ロビンソン (Smokey Robinson, lead)
•クローデット・ロビンソン (Claudette Robinson, soprano)
•ロナルド・ホワイト (Ronald White, baritone)
•ボビー・ロジャース (Bobby Rogers, tenor)
•ウォーレン・ムーア (Warren Moore, bass)
•マーヴ・タープリン (Marv Tarplin, guitar)

元は1955年に結成されたファイヴ・チャイムズが前身で、この頃既にスモーキーウォーレンロナルドの3人の他にメンバーが2人いました。グループはビリー・ウォード&ドミノズのスタイルに影響を受けていました。

後にマタドールズと名前を変えて、ボビークローデットが入ってきました。クローデットはマタドールズの姉妹グループ、マタドレッツからやって来ました。クローデットとスモーキーは、2年の交際を経て、1959年にめでたく結婚と相成りました。

グループはミラクルズと名前を変え、1959年にモータウンからシングル「イット」でデビューします。グループの初ヒットは次のシングル「バッド・ガール」で、ビルボードホット100で93位でした。この時期に、ギターのマーヴをメンバーに加えています。

1960年に「ショップ・アラウンド」がホット100で2位を記録して、有名になります。1961年には「リアリー・ガッタ・ホールド」、翌年には「ミッキーズ・モンキー」をそれぞれヒットさせています。

また、スモーキーはただのシンガーだけではなく 、ミラクルズ一連のヒット、そしてモータウンの他のアーティストのヒット曲も書いているソングライターでもありました。テンプテーションズの「マイ・ガール」、メアリー・ウェルズの「マイ・ガイ」、マーヴィン・ゲイの「アイル・ビー・ドッゴーン」等を書いています。そして1964年には、24歳の若さにしてモータウンの副社長にまで登りつめます。

しかし、ミラクルズも有名なグループになり、ツアーも重なりに重なって、クローデットも流産を経験してしまいます。それを機に、クローデットはミラクルズのツアーには参加せず、バックアップのシンガーとして、1972年までミラクルズに在籍します。

その間にも、グループは「ゴーイング・トゥ・ゴーゴー」「涙のクラウン」をヒットさせます。「涙の〜」は1967年のヒット曲ですが、1970年にも再ヒットしています。

スモーキーも、1972年にグループを抜けて、ソロアーティストとしても活動をしています。ミラクルズも一度も解散することなく現在まで続いています。

ミラクルズは「リアリー〜」や「ショップ〜」どか有名な曲がありますが、今回何故「ホワットエヴァー〜」、しかも有名でもない物をどうして選んだのかと言うと、高校生の時に買った色んなアーティストのCDブックの中で、ミラクルズが紹介されていますが、そのCDのタイトルが「ホワットエヴァー〜」だったんです。

それ以来気になって、今回歌詞聴き取りを行なって、紹介したと言う経歴です。

今回も歌詞聴き取りです。今回は完璧です。

では和訳です。

If my sadness brought you gladness 
I'd be glad to be sad
If my feeling that made you feel good
I would always feel bad

僕の悲しみが君に喜びを運ぶなら、
僕は喜んで悲しもう。
僕の気持ちが君を気分良くさせるなら、
僕は喜んで気分悪くなろう。

And I wouldn't think twice about the sacrifice 
Anything that I have to do
'Cause whatever makes you happy
Makes me happy, too

犠牲なんか気にしない、
僕がやる事に関しては。
君を幸せにする全ての事が、
僕を幸せにするんだ。

If my tears could make you smile
I will smile to my tears 
Oh, your sweet and laughing voices
Music to my ear

僕の涙が君を笑顔にさせるなら、
僕は喜んで涙を流そう。
君の可愛い笑い声、
僕の耳には音楽さ。

And I wouldn't think twice about the sacrifice 
Anything that I have to do
'Cause whatever makes you happy
Makes me happy, too

犠牲なんか気にしない、
僕がやる事に関しては。
君を幸せにする全ての事が、
僕を幸せにするんだ。

Even if you wanted someone else to take my place
I know I love you so much, I still give you
Just to keep a smile on your face
(That's why I say)

もし君が、僕の代わりの人が欲しくなったとしても、
僕はまだ君を愛する、
君を笑顔にさせ続けるように頑張るよ。

And that-a
If my woe would seem to please you
I'd be pleased with my woe
And if my sorrow brought you joy
I'd be joy my sorrow

僕の悲痛が君を喜ばすなら、
僕は喜んで悲痛にくれよう。
僕の悲しみが君を楽しませるなら、
僕は喜んで悲しもう。

And I wouldn't think twice about the sacrifice 
Anything that I have to do
'Cause whatever makes you happy
Whatever (Makes you happy)
Tell, now, one more time (Makes you happy)
Would make me happy, too 

犠牲なんか気にしない、
僕がやる事に関しては。
君を幸せにする全ての事が、
僕を幸せにするんだ。

こんな感じです。

君のためなら何でもできる、という歌です。

今日はこの辺でお時間です。洋楽和訳のリクエスト募集中です。ある方は、コメント欄に記入よろしくお願いします。

ではまた。

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