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2017年7月6日木曜日

The Everly Brothers - Down in the willow garden

こんばんは、古い音楽をお届けする音楽文章ラジオのお時間がやって参りました。進行は、名久井翔太です。どうぞよろしく。

早速、Murder Song特集第4回目に参ります。

今日の洋楽

第4回目は、エヴァリー・ブラザーズで、ダウン・イン・ザ・ウィロー・ガーデンです。


伝承曲です。元は1811年にエドワード・バンディングが「ローズ・コノリー」というタイトルで作りました。

そこから、1927年、G・B・グレイソンとヘンリー・ホイッターが最初にシングルで出し、以来エヴァリー・ブラザーズやS&Gのアート・ガーファンクルがソロで出したりしました。

エヴァリー・ブラザーズのバージョンは、1958年のアルバム『Songs Our Daddy Taught Us』に収録されています。

では、和訳です。

Down in the Willow garden

Where me and my love did meet

As we sat a-courtin'

My love fell off to sleep

I had a bottle of Burgundy wine

My love she did not know

So I poisoned that dear little girl

On the banks below


ヤナギの庭で、

俺と恋人は出会った。

座って機嫌を取ってる内に、

恋人は眠りに落ちた。

ブルゴーニュのワインのボトルを持っていた。

恋人は知らなかった。

彼女は毒入りのワインを飲んだのさ、

川の土手の所で。


I drew a sabre through her

It was a bloody knife

I threw her in the river

Which was a dreadful sign

My father often told me

That money would set me free

If I would murder that dear little girl

Whose name was Rose Connelly


俺は彼女にサーベルを突き刺した、

血にまみれたナイフさ。

川に彼女を投げ込んだ、

恐ろしい風景さ。

俺の親父は俺によく話した、

「金があれば自由になれる、

その女を殺したらな。」

その名はローズ・コネリー。


My father sits at his cabin door

Wiping his tear-dimmed eyes

For his only son soon shall walk

To yonder scaffold high

My race is run, beneath the sun

The scaffold now waits for me

For I did murder that dear little girl

Whose name was Rose Connelly


親父はドアの前に座っていた、

涙で霞んだ目を瞬きして。

彼の息子がじきに歩くのだから、

あの丘の断頭台に。

俺の競争は終わった、太陽の下で、

断頭台が俺を待っている。

俺が、あのローズ・コネリーという、

可愛い娘を殺したから。


こんな感じです。


川のほとりで彼女を殺して、川に投げ込んだ男の歌です。


今日はこの辺でお時間です。


ではまた。

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