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2017年12月8日金曜日

Rick Nelson - Travelin’ man

こんばんは、古い音楽をお届けする音楽文章ラジオのお時間がやって参りました。進行は、名久井翔太です。どうぞよろしく。

さて、前にお知らせした通り、明日はお休みいたします。

直前になって、800回突破記念で何をやるかテーマが決まりました。

日曜日をお楽しみください。

では洋楽和訳のコーナーです。

今日の洋楽

今日はリック・ネルソンでトラヴェリン・マンです。



ジェリー・フラー作曲です。1961年のシングルで、ホット100で首位を記録しました。

リック・ネルソンこと、エリック・ヒリアード・ネルソンは1940年5月8日、ニュージャージー州ティーネックに生まれました。日本ではジーン・ピットニーのカバー「ハロー・メリー・ルー」が有名です。

父親がバンドリーダーのオジー・ネルソン、母親が女優のハリエット・ネルソンという芸能一家に生まれたリックは、幼い時からテレビに出ており、9歳だった1949年には、「オジーとハリエットの冒険」というラジオ番組にも出演します。

1957年、インペリアル・レコードからファッツ・ドミノのカバー、「アイム・ウォーキング」でデビューしました。その後も「ビリーヴ・ホワット・ユー・セイ」「プア・リトル・フール」「寂しき町」「ヤング・ワールド」などをヒットさせます。

1960年代には、それまで「リッキー・ネルソン」と名乗っていたのが、「リック・ネルソン」と名を変えます。

1960年代中盤には、それまで出す歌ヒットさせていましたが、ヒットが出なくなります。60年代後半にカントリーに傾倒し、「ストーン・キャニオン・バンド」を結成します。

1985年の大晦日、コンサート会場への移動のためチャーターした飛行機が墜落し、45歳という若さで亡くなってしまいます。1987年にロックの殿堂入りを果たします。

今回の「トラヴェリン・マン」は、バックコーラスにエルヴィスのバックでおなじみ、ジョーダネイアーズが担当しています。

I'm a travelin' man

Made a lot of stops all over the world

And in every port I own the heart

Of at least one lovely girl


僕は旅する男、

色んな所で止まった。

港港で、少なくとも1人の女の子の、

ハートを掴んでるんだ。


I've a pretty Seniorita waiting for me

Down in old Mexico

If you're ever in Alaska stop and see

My cute little Eskimo


メキシコに下れば、

可愛いセニョリータが待っている。

アラスカに行ったなら会って見て、

僕の可愛いエスキモーに。


Oh, my sweet Fraulein down in Berlin town

Makes my heart start to yearn

And my China doll down in old Hong Kong

Waits for my return


ベルリンの街で僕のお嬢さんに、

僕は一目惚れしちゃった。

香港の僕のチャイナドールは、

僕が帰ってくるのを待ってる。


Pretty Polynesian baby, over the sea

I remember the night

When we walked in the sand of Waikiki

And I held you, oh, so tight


海の向こうのポリネシアの女の子、

僕はあの夜を覚えているよ。

ワイキキの砂浜を歩いている時、

僕ら抱きしめあったよね。


こんな感じです。

世界中に恋人を作った男の歌です。

今日はこの辺でお時間です。洋楽和訳のリクエストございましたらコメントくださいませ。

日曜日までご機嫌よう。

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