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2018年10月1日月曜日

Creedence Clearwater Revival - Tombstone shadow

こんばんは、古い音楽をお届けする音楽文章ラジオのお時間がやって参りました。進行は、名久井翔太です。どうぞよろしく。

早速、洋楽和訳のコーナーです。

今日の洋楽

今日はクリーデンス・クリアウォーター・リヴァイヴァルでトゥームストーン・シャドウです。



ジョン・フォガティ作曲です。1969年のアルバム『バイヨー・カントリー』収録曲です。

シンプルな12小節のブルースです。これを「Twelve bar blues」と言います。アルバート・キングの「Oh, pretty woman」のような16小節のブルースは「Sixteen bar blues」となります。

トゥームストーンは「Tombstone」と書きますが、2つ意味があります。墓石と、アリゾナ州にある都市とありますが、今回和訳するのは墓石の方です。

ちなみに、アリゾナ州トゥームストーンは、街全体が19世紀末の西部開拓時代の趣を残すとして、国の史跡に指定されている所です。

では和訳です。

Tombstone shadow, stretchin' across my path.

Tombstone shadow, stretchin' across my path.

Ev'ry time I get some good news, ooh,

There's a shadow on my back.


墓石の影が、俺の通り道まで伸びて行く。

墓石の影が、俺の通り道まで伸びて行く。

俺が良いニュースを聞くたびに、

俺の後ろには影が忍び寄るんだ。


Saw the gypsy man, 'way down in san berdoo.

Said, I saw the gypsy man, 'way down in san berdoo.

Five dollars on the table, ooh,

Keep me 'way from my tomb.


サン・バードゥーで、ジプシーの男を見た。

サン・バードゥーで、ジプシーの男を見た。

5ドルテーブルに置いて、

俺を墓石から遠ざけてくれ。


Said I got thirteen months of bad luck,

Bound to be some pain.

Don't you do no trav'lin',

Fly in no machines.

Tombstone shadow, stretchin' across my path.

Every time I get some good news, ooh,

There's a shadow on my back.


俺は13ヶ月も良い事なし、

痛みに向かって真っしぐら。

どこにも旅に出ないでくれ、

飛行機に乗って行かないでくれよ。

墓石の影が、俺の通り道まで伸びて行く。

俺が良いニュースを聞くたびに、

俺の後ろには影が忍び寄るんだ。


The man gave me a luck charm, cost five dollars more,

Said, "put some on your pillow, and put some on your door."

He said, "take a long vacation, ooh,

For thirteen months or more."

Oh, lord!


もう5ドル出して、幸運の印を俺にくれた。

「いくつかは枕に、そしてドアに付けなさい。

そして長い旅行に出なさい、

13ヶ月かそれ以上。」


Tombstone shadow, stretchin' across my path.

Tombstone shadow, stretchin' across my path.

Every time I get some good news, ooh,

There's a shadow on my back.


墓石の影が、俺の通り道まで伸びて行く。

墓石の影が、俺の通り道まで伸びて行く。

俺が良いニュースを聞くたびに、

俺の後ろには影が忍び寄るんだ。


こんな感じです。

悪運続きな男が、占い師に幸運の印を渡されたけど、また悪運続きに戻る歌です。

こんな感じでシンプルにブルースを演奏するのって、何かカッコいいですよね。

今日はこの辺でお時間です。洋楽和訳のリクエスト・感想ございましたらコメントくださいませ。

ではまた。

1 件のコメント:

  1. 初めて投稿します。この曲は大学1年の時に借りたCCRのLPに入っていた曲でした。LODIを聴きたくてLPを借りたのですが、この曲を聴いた時に何故か強く引き付けられ何回も何回も、それこそ飽きるほど聴いてしまいました。墓石の影に怯える(悩める)男の叫びとも思える内容の歌詞ですが、よくまあこんな歌詞が浮かんでくるなぁとも思いました。不思議な曲です。いったいどう言う時にジョン・フォガティーはこのような歌詞が浮かんだのでしょうかね。急にCCRを聴きたくなってここ数日聴きまくっていますが、ジョン・フォガティーのボーカルは本当に絶品ですね!。唯一無二!。CCRが成功したのもジョン・フォガティーのボーカルによるところが極めて大きいと思います。もちろんメロディーも歌詞も独特ですがCCRの人気を決定付けたのはジョン・フォガティーのボーカルと言って過言ではないでしょう。かつて来日も果たしていますが、ライブに行かなかったことを非常に悔やんでいます。

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