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2019年6月7日金曜日

Ben E. King - Spanish Harlem

こんばんは、古い音楽をお届けする音楽文章ラジオのお時間がやって参りました。進行は、名久井翔太です。どうぞよろしく。

早速、洋楽和訳のコーナーです。
今日の洋楽

今日はキング違い、久しぶりのベン・E・キングでスパニッシュ・ハーレムです。



ジェリー・リーバー、フィル・スペクター作曲です。1960年のシングルで、ホット100で10位、R&Bチャートで15位を記録しました。

ハーレムは、男1人に多数の女が群がる状態、の事ではありません。(それはHarem、今回はHarlemです。)

ニューヨークのマンハッタン北部にある市の名前で、1600年代はネイティヴ・アメリカンの人達が暮らしており、1900年代に多数のアフリカ系アフリカ人が移り住みました。1990年代になり、治安改善により街の再開発が進み街全体が高級化するまでは、貧困の街とされて居ました。

その時に見かけた、美しい黒人の女性を思う歌です。

アレサ・フランクリン、クリフ・リチャード、ジミー・ジャスティスらがカバーしています。

そしてYouTubeを見て驚いた事があります。

ベン・E・キングはドリフターズというドゥー=ワップ・グループのリードシンガーでしたが、その前のリードがクライド・マクファターという人でしたが、その人がカバーしていた事です。

一体どういう経緯で後進のシンガーの歌をカバーしたんでしょうか。

ベン・E・キングとクライド・マクファターについて、以前このブログである物を紹介したので、↓の青文字をクリックしてみて下さい。


久々に長くなりましたが、洋楽和訳をご覧下さい。

There is a rose in Spanish Harlem

A red rose up in Spanish Harlem


スパニッシュ・ハーレムに一本のバラがある、

真っ赤なバラがスパニッシュ・ハーレムに。


It is the special one, it's never seen the sun

It only comes out when the moon is on the run

And all the stars are gleaming

It's growing in the street

Right up through the concrete

But soft and sweet and dreaming


特別な物さ、太陽を見ないで、

月が輝いている時に、そして星が光っている時だけにしか出てこないんだ。

街の通りで、コンクリートを突き抜けて育ってる、

でもそれは柔らかく優しく、夢を見ている。


There is a rose in Spanish Harlem

A red rose up in Spanish Harlem


スパニッシュ・ハーレムに一本のバラがある、

真っ赤なバラがスパニッシュ・ハーレムに。


With eyes as black as coal

That looks down in my soul

And starts a fire there and then I lose control

I have to beg your pardon

I'm going to pick that rose

And watch her as she grows

In my garden


石炭のような黒い目で僕の心の中を俯いて見つめると、

僕の心に炎をつけて、僕は自制心を失う、

許して欲しい。

このバラを摘んで、

僕の庭で育つのを見たいんだ。


I'm going to pick that rose

And watch her as she grows

In my garden


このバラを摘んで、

僕の庭で育つのを見たいんだ。


こんな感じです。


今日はこの辺でお時間です。洋楽和訳のリクエスト・感想ございましたらコメントくださいませ。


ではまた。

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