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2019年6月29日土曜日

Billy Boy Arnold - I wish you would

こんばんは、古い音楽をお届けする音楽文章ラジオのお時間がやって参りました。進行は、名久井翔太です。どうぞよろしく。

早速、洋楽和訳のコーナーです。
今日の洋楽

ボ・ディドリー・ビート特集第7弾の今日は、ビリー・ボーイ・アーノルドでアイ・ウィッシュ・ユー・ウッドです。



ビリー・ボーイ・アーノルド作曲です。1955年のシングルです。

ビリー・ボーイ・アーノルドこと、ウィリアム・アーノルド(William Arnold)は、1935年9月16日、イリノイ州シカゴ出身のブルースミュージシャンです。

幼い頃にハーモニカを吹き始め、近所に住んでたソニー・ボーイ・ウィリアムソン1世にハーモニカを習いました。1952年にクール・レーベルから「ハロー・ストレンジャー」でデビューしました。

1955年にはボ・ディドリーの「アイム・ア・マン」でハーモニカを吹いています。同年にはヴィージェイ・レコードから「アイ・ウィッシュ・ユー・ウッド」をリリースします。

その後もシカゴのクラブでプレイしたり、レコーディングしたりしましたが、あまり売れず、一旦ミュージシャンを引退し、バスドライバーになります。

1970年代にはミュージシャン稼業を復活させ、ヨーロッパのツアーも行なっています。その後も活動を続けています。

今回の歌は、どちらかといえばボ・ディドリーの「ディドリー・ダディ」のリズムの様な気がします。でも「ディドリー・ダディ」もボ・ディドリーの作品ですから、結果的にはボ・ディドリー・ビートで合っていると思います。

ヤードバーズ、デヴィッド・ボウイらがカバーしています。

では和訳です。

Early in the morning 'bout the break of day

That's when my baby went away

Crying and pleading won't do no good

Come back baby, I wish you would


日の出を迎えた早朝、

その時彼女が出て行った。

泣いて頼んでも無意味さ、

戻ってくれよ、そうしたら良いのに。


I love you baby, I can't help myself

I wouldn't mistreat you for no one else

Huggin and kissin late at night

Really made you baby, feel alright

Tell me now baby what you trying to do

Trying to love me and some other man too


お前を愛してる、我慢できない。

他の奴に酷くあしらわせたりなんかしない。

夜遅くに抱いてキスして、

気持ちよくさせたじゃないか。

何しようとしてるんだ、教えてくれよ。

俺以外の奴も愛するんだろ。


Staying out drinking all night long

Drove my baby away from home

Please pretty baby give me one more chance

You know I love you, wanna be your man


一晩中外に出て飲んでて、

俺の家から彼女は離れていった。

頼む、もう一度だけチャンスをくれ、

愛してるんだ、彼氏になりたいんだ。


Crying and pleading won't do no good

Come back baby I wish you would


泣いて頼んでも意味無いんだ。

戻ってくれよ、そうしたら良いのに。


こんな感じです。


出て行った彼女に戻ってきて欲しい男の歌です。


今日はこの辺でお時間です。洋楽和訳のリクエスト・感想ございましたらコメントくださいませ。


ではまた。

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