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2020年3月30日月曜日

Gene Clark - One in a hundred

こんばんは、古い音楽をお届けする音楽文章ラジオのお時間がやって参りました。進行は、体の力が抜けたままの名久井翔太です。どうぞよろしく。

非常に残念でなりません。

コロナウィルスにかかって、かねてより体調を心配されていたドリフターズの志村けんさんが亡くなりました。

高齢だった事もあってか懸命な治療も虚しく、いつもテレビに出ている人が、最近まで笑いをお茶の間に届けてくれていた人が亡くなってしまいました。非常にショックでした。

子供の頃からドリフ大爆笑やらバカ殿やら見ていてゲラゲラ笑っていました。ドリフターズの錚々たる面々の中でも若い方だったのに、残念です。

このニュースを受けて、政府の対応が遅いとか、中国が悪いとか批判の声が相次いでいます。が、私が思うのは、一分一秒でも早くこのコロナ騒動を終わらせて欲しいと願うばかりです。批判ばかりしていたのでは何も進みません。

毎日毎日を健康に生きていきましょう。

では、今日のボブ・ディランのコーナーです。

今日のボブ・ディラン

3月30日(月)


~I say you can’t be trusted with the power you’ve been given
But you’re making a liar out of me~

~あなたが与えられたその力ゆえにあなたが信頼されるようなことはないんだよ
それなのにあなたはわたしを嘘つきにしてしまう~

「Making a liar out of me」より

今日の洋楽

今日はジーン・クラークでワン・イン・ア・ハンドレッドです。



ジーン・クラーク作曲です。1973年のアルバム『ロードマスター』、1971年のアルバム『ホワイト・ライト』収録曲です。

前者のバージョンは、ザ・バーズのオリジナルメンバー5人が集まって録音されました。バーズファンの私としてはこちらの方が好きです。イントロから良い曲だ、と思いました。コーラスにデヴィッド・クロスビー、ロジャー・マッグィンが加わったり、ロジャーの12弦ギターが加わったり、もろバーズの曲です。

後者の方は落ち着いていて、しっとりとしたバージョンですね。ジーン・クラークらしさを感じるアレンジになっています。

君は特別なんだよ、だから落ち込まないで、気楽に生きなよ、と励ましてる歌です。

では和訳です。

Don't you come down, don’t you feel bad
Even though your dreams are of the things you've never had
Close to the earth, near to the sun
Reflecting your own life, you can see that you can be more than one

落ち込まないで、気分を悪くしないで、
たとえ君の夢が、君が体験した事が無かった物だとしても。
地面に近く、太陽のそばで、
君の人生を映し出すんだ、君は一人以上の存在になれるんだ。

Hear the bells ring, morning has come
Over the town the morning star fades in the dawn
Voices of time bringing surprise
Voices that sing in waking moments
To look into life's eye

鐘の音を聞くんだ、朝が来たんだ。
街の上では、朝の星が夜明けに消えていく。
時の声が、驚きをもたらし、
人生の目で見る為に起きる時に、声は歌い出す。

Aren't you glad it's another day
Look and tell
So you thought you would run away
But you know that way too well

新しい日が来たんだ、嬉しくないのかい?
見てみなよ。
逃げ出せるって考えてたけど、
でも知りすぎたみたいだね。

Rhythms of rhyme, seasons shall say
To look at a longer life now a longer yesterday
Don't you come down, you know you're the one
Looking at tomorrow, let your troubles fade and fly into the sun

詩のリズムを、季節が伝える、
長い昨日を、長い人生として見つめ直すために。
落ち込まないで、君は特別なんだ。
明日を見つめて、君の悩みを、太陽の中に飛ばすんだ。

こんな感じです。

今日はこの辺でお時間です。洋楽和訳のリクエスト・感想ございましたらコメントくださいませ。

ではまた。

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