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2020年8月28日金曜日

Roy Orbison - She

こんばんは、古い音楽をお届けする音楽文章ラジオのお時間がやって参りました。進行は、名久井翔太です。どうぞよろしく。

早速、今日のボブ・ディランのコーナーです。

今日のボブ・ディラン

8月28日(金)



~I’d just be curious to know if you can see yourself as clear
As someone who has had you on his mind~

~ぼくはただ知りたかっただけなんだあなたのことをずっと思い続けていた誰かさんと同じように
あなたにも自分のことがちゃんと見えていたのかどうか~

「Mama, you been on my mind」より

今日の洋楽

今日はロイ・オービソンでシーです。




ロイ・オービソン、ビル・ディーズ作曲です。1967年のシングルでホット100で119位、オーストラリアのチャートで23位を記録しました。また、1967年のアルバム『クライ・ソフトリー、ロンリー・ワン』収録曲です。

前年に妻クローデットを不慮の事故で亡くし、不調の中発表されました。おそらくそんな妻の永遠の愛を捧ぐ歌です。

これ以降のシングル何枚かのタイトルは「心の痛み」「雨が降る」など悲しいタイトルがつけられています。

では和訳です。

She was the wind, the earth and sky

She was the one who made me laugh and cry

She was cake and she was wine

She was fun and she was mine


彼女は風で、地球で空だった。

彼女が僕を笑わせて、泣かせる人なんだ。

彼女はケーキのようで、ワインのような人。

彼女は楽しみだった、僕の彼女だったから。


She'd lie lie lie to me 

And I'd believe her 

She'd cry and cry and cry for me

I couldn't leave her


彼女は僕に嘘をつくし、

僕は信じるだろう。

彼女は僕の為に泣いていた、

彼女を放っておけない。


No one could hurt, no one could flirt

And no one could smile like she could


誰も傷つけたり、浮気したりできない。

誰も彼女のように微笑んだりできない。


She was misery and sorrow

She was reason for tomorrow


彼女は惨めで悲しい人、

彼女は明日を生きるための理由だった。


The smile of the cat was on her face

A Chaparral she love to run the race

The style of the fox men embrace

To know her was to love her

And no one could treat me like she could


猫のような微笑みが彼女の顔に表れていた。

茂みの中で競争するのが好きなんだ。

キツネのやり方で他の男は抱きしめる。

彼女を知る事は愛する事だった。

誰も彼女のように僕を癒せない。


She was just a little girl

She was a woman of the world

She was all my dreams

She was many things

But she is, she was, she'll always be 

A woman


彼女はただの少女、

彼女は世界に住む女性。

彼女は僕の夢だった、

彼女は全て。

だけど彼女は僕の彼女、僕の彼女だった、そしてこれからも僕の彼女だろう。


こんな感じです。

今日はこの辺でお時間です。洋楽和訳のリクエスト・感想ございましたらコメントくださいませ。

ではまた。

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