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2020年11月20日金曜日

The Rolling Stones - No expectations

こんばんは、古い音楽をお届けする音楽文章ラジオのお時間がやって参りました。進行は、名久井翔太です。どうぞよろしく。

早速、今日のボブ・ディランのコーナーです。

今日のボブ・ディラン

11月20日(金)



~They can exalt you up 
Or bring you down main route
Turn you into anything that they want you to be~

~彼らはきみを高く持ち上げもすれば
表だったやり方でまともに引きずり下ろす
彼らが望むもの何にでもきみを変えてしまうんだ~

「Foot of pride」より

今日の洋楽

今日はザ・ローリング・ストーンズでノー・エクスペクテーションズです。



ミック・ジャガー、キース・リチャーズ作曲です。1968年シングル「ストリート・ファイティング・マン」B面曲です。また同年発売のアルバム『ベガーズ・バンケット』収録曲です。

ドラムスが一切登場しない、フォークとブルースが混ざり合ったような曲です。スライドギターはブライアン・ジョーンズが弾いています。

この時期のブライアンは非常に荒れており、大麻所持により逮捕されています。これによりグループはブライアンの解雇を決断し、新たなメンバー探しを始めます。残念なことにブライアンは翌1969年に若くして亡くなります。

ミック・ジャガーによれば、「100%マジで打ち込んでるブライアンの姿を見たのはあれが最後だった」とコメントしています。

こんな事になるなんて予想してなかったぜ、という歌です。

でほ和訳です。

Take me to the station

And put me on a train

I've got no expectations

To pass through here again


俺を駅に連れてって、

電車に乗せてくれ。

ここをまた通り過ぎる事になるなんて、

予想してなかったぜ。


Once I was a rich man

Now I am so poor

But never in my sweet short life

Have I felt like this before


俺はかつて金持ちだったが、

今は貧乏銭無しさ。

でもこんな甘く短い人生の中で、

こんな気持ちになった事は無かった。


You heart is like a diamond

You throw your pearls at swine

And as I watch you leaving me

You pack my peace of mind


君の心はダイアモンドのよう、

豚に向かって真珠を投げつける。

君が置き去りにするのを見ながら、

俺の心までも奪って行ったんだ。


Our love was like the water

That splashes on a stone

Our love is like our music

Its here, and then its gone


俺たちの愛は水のよう、

石に当たって飛沫になった。

俺たちの愛は音楽のよう、

あちこちで鳴って、静かになっちまった。


So take me to the airport

And put me on a plane

I got no expectations

To pass through here again


だから空港に連れてって、

飛行機に乗せてくれ。

ここをまた通り過ぎる事になるなんて、

予想してなかったぜ。


こんな感じです。

今日はこの辺でお時間です。洋楽和訳のリクエスト・感想ございましたらコメントくださいませ。

ではまた。

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