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2022年1月16日日曜日

Joni Mitchell - Chelsea morning

こんばんは、古い音楽をお届けする音楽文章ラジオのお時間がやって参りました。進行は、名久井翔太です。どうぞよろしく。

早速、今日の洋楽和訳のコーナーです。

今日の洋楽

今日はジョニ・ミッチェルで「チェルシーの朝」という歌です。




ジョニ・ミッチェル作曲です。1969年のアルバム『青春の光と影』収録曲です。

いくつかのアーティストにカバーされた後、作曲者のジョニ・ミッチェルのバージョンが発表になりました。

この歌におけるチェルシーは地名で、ニューヨーク市マンハッタン区の南西部に位置します。朝起きた時のチェルシーの街並みを描写してます。

では和訳です。

Woke up, it was a Chelsea morning, and the first thing that I heard

Was a song outside my window, and the traffic wrote the words

It came a-reeling up like Christmas bells, and rapping up like pipes and drums


チェルシーの部屋で起きた、最初に聴いたのは、

窓から聴こえる歌、車や人の流れが歌詞を作ったわ。

まるでクリスマスのベルのように鳴って、鼓笛隊のように賑やかに演奏される。


Oh, won't you stay

We'll put on the day

And we'll wear it 'till the night comes


ここに居てよ、

私達は今日という服を着ましょう、

夜が来るまでその服を着ましょう。


Woke up, it was a Chelsea morning, and the first thing that I saw

Was the sun through yellow curtains, and a rainbow on the wall

Blue, red, green and gold to welcome you, crimson crystal beads to beckon


チェルシーの部屋で起きた、最初に見たのは、

黄色のカーテンから見える太陽の光、そして壁に描かれた虹。

青、赤、緑に金色があなたを迎えて、深紅のクリスタルのビーズがあなたを手招く。


Oh, won't you stay

We'll put on the day

There's a sun show every second


ここに居てよ、

私達は今日という服を着ましょう、

太陽の光が毎秒差すのよ。


Now the curtain opens on a portrait of today

And the streets are paved with passersby

And pigeons fly

And papers lie

Waiting to blow away


カーテンが開いて、今日という肖像画が出てくる。

そして道路は道行く人で舗装されている。

鳩は飛び、

新聞は路上に捨てられ、

いずれ風に飛ばされるのよ。


Woke up, it was a Chelsea morning, and the first thing that I knew

There was milk and toast and honey and a bowl of oranges, too

And the sun poured in like butterscotch and stuck to all my senses


チェルシーの部屋で起きた、最初に知ったのは、

牛乳にトースト、蜂蜜にボウル一杯のオレンジ。

バタースカッチのように太陽の光が差し込んで、私の感覚全てに絡みつく。


Oh, won't you stay

We'll put on the day

And we'll talk in present tenses


ここに居てよ、

私達は今日という服を着ましょう、

現在形で話をしましょう。


When the curtain closes and the rainbow runs away

I will bring you incense owls by night

By candlelight

By jewel-light

If only you will stay

Pretty baby, won't you

Wake up, it's a Chelsea morning


カーテンが閉まれば、虹も消えていく。

私は貴方のために夜通しお香を焚くわ、

ろうそくの火の側で、

宝石の光の中で。

貴方がここに居るって言うなら、

一緒に起きましょう、

チェルシーの朝に。


こんな感じです。

今日はこの辺でお時間です。洋楽和訳のリクエスト・感想ございましたらコメントくださいませ。

ではまた。

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