早速、今日のGSです。
今日のGS
加橋かつみの作です。
この曲は恋の芽生えがテーマですが、色々と考えさせられるものがあります。
まず、このアルバムが発売されたのが1968年11月25日。トッポがタイガースを脱退、失踪するのが翌年3月。時期的にもタイガースのメンバー同士、特にジュリーとトッポの雰囲気が悪くなっている時です。
デビュー当初は激しい喧嘩も互いには起こらなかったものの、アイドル的な扱われ方に嫌気がさしているトッポは、「どんな仕事にも文句は言わずやる」というようなスタンスのジュリーに段々敵意を抱くようになりました。
そして当時から洋楽でも反戦をテーマにした音楽が売り出されるようになり、日本でも流行るようになりました。そんな中で、アーティスティックな活動をしたかったトッポは、タイガースで平和や愛をテーマにしたアルバムが作りたい、でなければタイガースを辞める。そうして出来たのがヒューマンルネッサンスです。
また、この頃、トッポには憧れの人がいました。六本木にブティック「ベビードール」を経営していた川添梶子という人です。どういう経緯かはわからないですが、愛称が「タンタン」というそうです。
因みに加橋かつみがトッポと呼ばれているのは、ネズミのキャラクター「トッポジージョ」に似てることからです。その経緯で僕はお菓子のトッポが好きです。なんつって。
その様な出来事から、とにかく自由に憧れてた730日目の朝が出来たわけです。
次の青い鳥でも話が繋がってしまうから不思議です。見事な伏線だと思います。
ではまた。
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