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2017年4月11日火曜日

Johnny Cash - Folsom Prison Blues

こんばんは、古い音楽をお届けする音楽文章ラジオのお時間がやって参りました。進行は、名久井翔太です。どうぞよろしく。

今日は関東地方は寒いし雨も降って、冬に戻った気分です。折角暖かくなったと思ったのに、冬に戻って、ああやんなっちゃった、って、懐かしいフレーズが思い出される今日この頃です。

今日の洋楽

今日はジョニー・キャッシュで、フォルサム監獄のブルースです。




ジョニー・キャッシュの代表曲、1956年のビルボードカントリーチャートで4位を記録しました。

この歌は、元々ゴードン・ジェンキンスの「クレセント・シティ・ブルース」からヒントどころか、歌詞をそのまま使っている歌だった、というのは、先程知りました。

では、和訳です。

I hear the train a comin'

It's rolling round the bend

And I ain't seen the sunshine since I don't know when,

I'm stuck in Folsom prison, and time keeps draggin' on

But that train keeps a rollin' on down to San Antone


列車が走るのが聴こえる、

車輪は回り続けてる。

いつの頃からか、俺は太陽の光を見ていない。

俺はフォルサム監獄に囚われている、時間はただのろのろと過ぎるだけ。

だが列車はずっと走ってる、サン・アントンに向かって。


When I was just a baby my mama told me. Son,

Always be a good boy, don't ever play with guns.

But I shot a man in Reno just to watch him die

When I hear that whistle blowing, I hang my head and cry


俺が赤ん坊の頃、お袋が言ってくれた。

「良い子にしてるのよ、絶対に銃なんか持っちゃだめ。」

だが俺はリノで人を殺した、そいつが死ぬのを見てるだけだった。

汽笛が鳴るのを聴くと、俺はうなだれて泣くだけさ。


I bet there's rich folks eating in a fancy dining car

They're probably drinkin' coffee and smoking big cigars.

Well I know I had it coming, I know I can't be free

But those people keep a movin'

And that's what tortures me


上流階級の奴らは食堂車で豪華な食事を取ってることだろうよ。

コーヒーも飲んで、でかいタバコも吸ってさ。

来てるのは分かる、俺は自由になれないんだ。

だがそいつらは通り過ぎる、それが俺を苦しめる。


Well if they freed me from this prison,

If that railroad train was mine

I bet I'd move it on a little farther down the line

Far from Folsom prison, that's where I want to stay

And I'd let that lonesome whistle blow my blues away


俺が釈放されたなら、

そしてその列車が俺のものなら、

俺は遠くまで列車を走らせるだろう。

フォルサム監獄から遠い所、そこが俺がいたい場所。

そして寂しい汽笛を鳴らすんだ、俺のブルースを吹き飛ばすために。


こんな感じです。

フォルサム監獄から自由になりたい男の歌です。

今日はこの辺でお時間です。洋楽和訳のリクエスト募集中です。ある方は、コメント欄に記入よろしくお願いします。リクエスト頂いた方は、名前をご紹介させて頂きますので、ご了承下さい。

ではまた。

2 件のコメント:

  1. デクスター2022年9月15日 20:32

    Father on up the road
    の和訳を是非お願いします!

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  2. デクスター様

    リクエストありがとうございます。調べた所、エリック・クラプトンで有名なブルースの歌と、ジョニー・キャッシュの曲の中にも異曲同名もものがありますが、どちらでしょうか。コメント頂ければ幸いです。

    返信削除