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2017年7月18日火曜日

Dion - A teenager in love

こんばんは、古い音楽をお届けする音楽文章ラジオのお時間がやって参りました。進行は、名久井翔太です。どうぞよろしく。

今日は午後になると大雨、場所によっては雷も鳴ってた所がありました。

やっぱり雷は嫌いだ。

では、洋楽和訳のコーナーです。

今日の洋楽

今日はディオンで恋するティーンエイジャーです。



ドク・ポーマス、モート・シューマン作曲です。1959年3月のシングルで、ビルボードポップチャートで5位を記録しています。

去年の2月に、「音楽が死んだ日」を紹介しました。要約すると、バディ・ホリー、ビッグ・ボッパー、リッチー・ヴァレンスが飛行機事故で亡くなったという日なんですが。

ディオンやウェイロン・ジェニングスも上の3人と一緒のツアーに参加していました。バスのエアコンが故障して、凍傷を起こしたものもいたという状況の中で、飛行機という移動手段を選ばなかったのは、不幸中の幸いと言うべきかどうなのか。

ディオン&ザ・ベルモンツの「恋するティーンエイジャー」の前のシングルが1958年の「ドント・ピティー・ミー」でした。もし飛行機に乗って事故に遭っていたら、「ドント〜」が生前最期のシングルということになります。ディオンもこの時期は新進気鋭の若手でしたから、この後「浮気なスー」「ザ・ワンダラー」「ドナ・ザ・プリマドンナ」などのヒットを飛ばします。もし亡くなってたら、やはり早逝するには惜しい人物として語り継がれていたことでしょう。ウェイロン・ジェニングスに関しても同じことが言えます。

この「恋する〜」の〜はフォーチュンクッキーじゃないですよ。笑 この歌はマーティー・ワイルドやヘレン・シャピロ、ボブ・マーリーもカバーしています。

では和訳です。

Each time we have a quarrel

It almost breaks my heart

'Cause I'm so afraid

That we will have to part

Each night I ask the stars up above

Why must I be a teenager in love


僕らが喧嘩するたびに、

僕の心を壊すんだ。

僕は怖いんだ、

僕らが別れるのが。

毎晩僕は夜空の星に聞くんだ、

どうして僕は恋するティーンエイジャーにならなきゃいけないんだって。


One day I feel so happy

Next day I feel so sad

I guess I'll learn

To take the good with the bad

'Cause each night I ask the stars up above

Why must I be a teenager in love


ある日僕はとても幸せで、

次の日僕はとても悲しい。

僕は習うと思うんだ、

良いことも悪いことも受け入れる事を。

毎晩僕は夜空の星に聞くんだ、

どうして僕は恋するティーンエイジャーにならなきゃいけないんだって。


I cried a tear for nobody but you

I'll be a lonely one

If you should say we're through


君だけのために涙を流すんだ。

僕は寂しい独り者になるだろう、

君が、僕らは終わったって言うと。


Well if you want to make me cry

That won't be so hard to do

If you should say goodbye

I'd still go on loving you

Each night I ask the stars up above

Why must I be a teenager in love


君が僕を泣かせたいなら、

それは難しい事じゃない。

君がサヨナラを言っても、

僕は君を愛し続けるよ。

毎晩僕は夜空の星に聞くんだ、

どうして恋するティーンエイジャーにならなきゃいけないんだって。


こんな感じです。

恋に悩める十代の歌です。この時期のディオンもまだ十代でした。

今日はこの辺でお時間です。リクエストございましたらコメントお願いいたします。

ではまた。

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