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2018年7月6日金曜日

Bob Dylan - Tomorrow is a long time

こんばんは、古い音楽をお届けする音楽文章ラジオのお時間がやって参りました。進行は、名久井翔太です。どうぞよろしく。

早速、洋楽和訳のコーナーです。

今日の洋楽

今日はボブ・ディランで「明日は遠く」です。



ボブ・ディラン作曲です。1960年代に録音されましたが、どのアルバムにも収録される事がありませんでした。その後も1970年、1977年から78年のアルバム内のセッションにて演奏されています。

オデッタという黒人女性のフォークシンガーがカバーしたのを聴いたエルヴィスが1966年のアルバム『ゴールデン・ヒム』のセッションで歌い、同じ年のコンピレーション『スピンアウト』でカバーを発表しました。ボブ・ディランはこのエルヴィスのバージョンを気に入り「宝物である」と言いました。

他にも、ロッド・スチュワート、ウィー・ファイブ、イアン&シルヴィア、ジュディ・コリンズがカバーしています。

では和訳です。

If today was not a crooked highway

If tonight was not a crooked trail

If tomorrow wasn't such a long time

Then lonesome would mean nothing to you at all


もし今日が曲がりくねった高速道路じゃ無かったら、

もし今夜が曲がりくねった山道じゃ無かったら、

もし明日が遠くなければ、

君にとって寂しさなんて何の意味もない物だろう。


Yes, and only if my own true love was waitin'

Yes, and if I could hear her heart a-softly poundin'

Only if she was lyin' by me

Then I'd lie in my bed once again


もし僕の恋人が待っていてくれていたなら、

もし彼女の心の弾む音が聞けたなら、

僕のそばで彼女が寝ていたなら、

僕はもう一度ベッドに横たわるだろう。


I can't see my reflection in the waters

I can't speak the sounds that show no pain

I can't hear the echo of my footsteps

Or can't remember the sound of my own name


僕の姿が水に映らない。

痛みを示さない音についても話せない。

僕の足跡の反響も聞こえなければ、

僕の名前の響きも思い出せない。


Yes, and only if my own true love was waitin'

Yes, and if I could hear her heart a-softly poundin'

Only if she was lyin' by me

Then I'd lie in my bed once again


もし僕の恋人が待っていてくれていたなら、

もし彼女の心の弾む音が聞けたなら、

僕のそばで彼女が寝ていたなら、

僕はもう一度ベッドに横たわるだろう。


There's beauty in the silver, singin' river

There's beauty in the sunrise in the sky

But none of these and nothing else can touch the beauty

That I remember in my true love's eyes


川は銀色の輝きを放ち、歌を歌う。

空に昇る太陽は美しい光を放つ。

でも、それらは、そして何物も、

僕が覚えてる恋人の瞳の美しさには敵わない。


Yes, and only if my own true love was waitin'

Yes, and if I could hear her heart a-softly poundin'

Only if she was lyin' by me

Then I'd lie in my bed once again


もし僕の恋人が待っていてくれていたなら、

もし彼女の心の弾む音が聞けたなら、

僕のそばで彼女が寝ていたなら、

僕はもう一度ベッドに横たわるだろう。


こんな感じです。

彼女と過ごす日々を待ち望む歌です。

今日はこの辺でお時間です。洋楽和訳のリクエスト・感想ございましたらコメントくださいませ。

ではまた。

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