こんばんは、古い音楽をお届けする音楽文章ラジオのお時間がやって参りました。進行は、名久井翔太です。どうぞよろしく。
今日は、外に一歩も出ませんでしたが、一日中寝てばかりいました。
午前中に寝て、午後に寝て、夕方にも寝ていました。暑くてぐったりしてたんでしょうか。もしかしたら俺死ぬんじゃねえか、と思いました。笑
では、Weeksong特集月曜日です。
今日の洋楽
月曜日の今日は、ママス&パパスでマンデー・マンデーです。
ジョン・フィリップス作曲です。1966年のアルバム『イフ・ユー・キャン・ビリーヴ・ユア・アイズ・アンド・イアーズ』収録曲です。また同じ年にシングルカットされ、ホット100で1位を記録しました。
ママス&パパスは、「夢のカリフォルニア」の大ヒットでお馴染みのボーカルグループです。
メンバーは以下の通りです。
•ミシェル・フィリップス (Holly Michelle Gilliam)
•ジョン・フィリップス (John Edmund Andrew Phillips)
•キャス・エリオット (Ellen Naomi Cohen)
•デニー・ドハーティ (Dennis Gerrard Stephen Doherty)
元はキャス・エリオットの所属していた「ビッグ・スリー」(イギリスのグループではない)と、デニー・ドハーティの所属していた「ハリファックス・スリー」が合体して「マグワンプス」というグループになり、活動を始めますが、アルバム発表も出来ずに解散してしまいます。
そこでデニー・ドハーティは、ジョンとミシェルのフィリップス夫妻がいた「ニュー・ジャーニーメン」に入り、キャス・エリオットを呼んで、「ママス&パパス」になりました。最初は1965年に「明日なき世界」でデビューしていたバリー・マクガイアのバックコーラスとして活動しましたが、バリーの紹介でルー・アドラーがオーナーのダンヒル・レコードに入り、同じ年に「夢のカリフォルニア」でデビューしました。いきなり全米で4位のヒットとなり、続く「マンデー・マンデー」も大ヒットしました。
グループは大いに人気を博し、その活動は極めて順調になるかと思われましたが、ミシェル・フィリップスとデニー・ドハーティの不倫が発覚し、夫のジョンがミシェルを追い出しました。結局すぐにミシェルは戻りましたが、夫婦間の亀裂は治ることはありません。
その後も「アイ・ソー・ハー・アゲイン」「愛する貴方に」といったヒットを連発しますが、1968年頃になると、メンバー間の亀裂がどんどん深くなり、フィリップス夫妻は次第に衝突ばかりするようになり、グループとして一緒に行動する事は無くなってしまいました。キャスやデニーも夫婦では無いものの同様に一緒にいる事は無くなります。
1971年に、4人全員が揃う事無い状況でかろうじて発売された『ピープル・ライク・アス』を最後にグループは解散してしまいます。
キャス・エリオットは1974年のソロ活動で行ったロンドン・パラディアム劇場のコンサートの後、睡眠中に心筋梗塞を起こし、32歳という若さでこの世を去っています。コンサートは満員だつたそうで、ミシェル・フィリップスに電話でスタンディング・オベーションを受けたと話していました。
1980年代にグループは再結成しますが、その時のメンバーはジョンとデニー、そして同じ時代に活動していたスコット・マッケンジー、そして新しい女性陣のメンバーを迎えたもので、ミシェルは戻る事はありませんでした。
2001年にはジョン・フィリップスが心臓疾患で、2007年にはデニー・ドハーティが腎不全により亡くなりました。
現在グループの存命者はミシェル・フィリップスだけとなりました。ミシェルはソロ歌手・女優として活動を続けています。有名な所では、ベリンダ・カーライルの「ヘヴン・オン・アース」のバックコーラスを務めています。
では、マンデー・マンデーの和訳です。
Monday, Monday, so good to me;
Monday morning, it was all I hoped it would be.
Oh, Monday morning, Monday morning couldn't guarantee
That Monday evening you would still be here with me.
月曜日、とてもいい日さ。
月曜の朝、それだけが僕の望んでたものさ。
月曜の朝は保証してくれないのさ、
月曜の夜に君と一緒になれるって。
Monday, Monday, can't trust that day;
Monday, Monday, sometimes it just turns out that way.
Oh, Monday morning, you gave me no warning of what was to be.
Oh, Monday, Monday, how could you leave and not take me?
月曜日、あの日が信用出来ない。
月曜日、時々向こうを向いちゃう時がある。
月曜の朝、君はこれから何が起きるのか何も教えてくれなかったね。
月曜日、どうして僕を置いて、連れてってくれないんだい?
Every other day, every other day
Every other day of the week is fine, yeah.
But whenever Monday comes - but whenever Monday comes
You can find me crying all of the time.
毎日、1週間が最高さ。
でも月曜日が来ると、僕がずっと泣いてるのを見るだろうね。
Monday, Monday, so good to me;
Monday morning, it was all I hoped it would be.
But Monday morning, Monday morning couldn't guarantee
That Monday evening you would still be here with me.
月曜日、とてもいい日さ。
月曜の朝、それが僕の望んでたものさ。
月曜の朝は保証してくれないのさ、
月曜の夜に君と一緒になれるって。
Every other day, every other day
Every other day of the week is fine, yeah.
But whenever Monday comes - but whenever Monday comes
You can find me crying all of the time.
他の日は、他の日は良かった。
でも月曜日が来ると、僕がずっと泣いてるのを見るだろうね。
Monday, Monday, can't trust that day;
Monday, Monday, it just turns out that way.
Oh, Monday, Monday, won't go away;
Monday, Monday, it's here to stay.
Oh Monday, Monday
Oh Monday, Monday
月曜日、あの日が信用出来ない。
月曜日、時々向こうを向いちゃう時がある。
月曜日、消えてったりしないのさ。
月曜日、ずっとここにいるのさ。
こんな感じです。
月曜日の別れを歌にしたものです。
今日はこの辺でお時間です。洋楽和訳のリクエスト・感想ございましたらコメントくださいませ。
ではまた。
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