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2019年7月23日火曜日

The Byrds - Bugler

こんばんは、古い音楽をお届けする音楽文章ラジオのお時間がやって参りました。進行は、名久井翔太です。どうぞよろしく。

早速、洋楽和訳のコーナーです。

今日の洋楽

今日はザ・バーズでビューグラーです。



ラリー・マレイ作曲です。1971年のアルバム『ファーザー・アロング』収録曲です。

Buglerは、軍隊のラッパ吹きという意味がありますが、今回は、作者ラリー・マレイの愛犬の名前です。ビューグラーという愛犬が車に跳ねられてしまい、命を落とします。ビューグラーに別れを告げる歌です。

さらに言うと、この時メンバーだったクラレンス・ホワイトが2年後に交通事故で亡くなる事を考えると、明るい曲調なのに切なく聴こえます。

キャトル・クリークという地名は、おそらくコロラド州の中にあると思われますが、Cattle Creek used to singがどうにも解せません。その土地自体に声がある訳でもないのに、何でしょう。比喩?

では和訳です。

Back when Cattle Creek used to sing

Its waters were sweet and its banks were green

And sunny days went on forever


キャトル・クリークが、

水が優しく、土手も緑に溢れ、

晴れた日が永遠に続くと謳っていた頃、


Me and ol' Bugler we went wild

A blue tick hound and redneck child

We thought we were birds of a feather


俺とビューグラーはワイルドに行った。

ブルーチック・ハウンドの犬と、労働者の息子だった俺たち。

俺たちは、まるで鳥の羽のようだ、と思ってた。


Ah the fish would bite, my how they'd fight

We'd catch them possums in the pale moonlight

For Nola, just to please her


魚が噛み付いてきてさ、大変だったよ。

青白い月明かりの中でオポッサムを捕まえたんだ、

ノーラを、彼女を喜ばせるために。


Bugler's voice like Gabriel's horn

Up in the cypress and down through the corn

Golden sounds, yes to treasure


ビューグラーの声はガブリエルのホルンのようだ、

糸杉の木々を抜け、トウモロコシ畑まで響くんだ、

大切な金色の音を奏でるのさ。


Bugler, Bugler, bless your hide

Jesus gonna take you for a chariot ride

Say goodbye, say goodbye


ビューグラーよ、その体に祝福あらん事を。

神様が君を天国へと導くだろう。

じゃあな、元気でな。


One day Nola, she brought the news, she said,

I hear young Bugler's done paid his dues,

He's been hit down, yes on that highway


ノーラが、ある日ニュースを持ってきた、

まだ若いビューグラーが命を落としたって。

彼は轢かれてしまった、ハイウェイで。


Dry your eyes and stand up straight

Bugler's got a place at the pearly gates

Say goodbye sugar, ah, say goodbye


涙を拭いて、真っ直ぐ立つんだ。

ビューグラーは真珠の門に向かっているんだ。

じゃあな、相棒、元気でな。


Bugler, Bugler, bless your hide

Jesus gonna take you for a chariot ride

Say goodbye, say goodbye


ビューグラーよ、その体に祝福あらん事を。

神様が君を天国へと導くだろう。

じゃあな、元気でな。


こんな感じです。


今日はこの辺でお時間です。洋楽和訳のリクエスト・感想ございましたらコメントくださいませ。


ではまた。

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