ページ

2020年1月30日木曜日

Howlin’ Wolf - Rockin’ daddy

こんばんは、古い音楽をお届けする音楽文章ラジオのお時間がやって参りました。進行は、名久井翔太です。どうぞよろしく。

早速、今日のボブ・ディランのコーナーです。

今日のボブ・ディラン

1月30日(木)



~You know I want your lovin’
Honey, but you’re so hard~

~ぼくは君の愛がほしいのに
ねえ、でもきみはどこまでも非情なんだ~

「Temporary like Achilles」より

今日の洋楽

今日はハウリン・ウルフでロッキン・ダディです。




ハウリン・ウルフ作曲です。1954年のシングルです。

ハウリン・ウルフは一般的にはブルース・ミュージシャンとして名が通っていますが、レコーディング・キャリアの初期の頃には、がっつりロックな曲を歌っていたんですね。

この曲は1996年MCAより発売されたコンピレーションCD『All Roads Leads to Rock ~ロックへの道~』に収録されています。

1950年代後半にアメリカでロックンロール・ブームが沸き起こりますが、一体どこで、誰がロックンロールを始めたとしているのかは色々な説があり、結論は出されていません。

が、このCDはその始まりとされている曲が数多く収録されています。起源も古く、1950年代を遡って40年代、30年代、果ては1番古くて1927年の音源も入っているってんですから、ロックの歴史を勉強なさる方にはもってこいのCDであると思われます。そのCDにハウリン・ウルフやリトル・リチャードが入っていたのは意外でした。

発売から既に20年以上は経っている事はおろか、元号も平成から令和に変わった今となってはレア物のCDです。機会がありましたら是非聴いてみてください。

なんの話だっけ。あ、そうそう、ハウリン・ウルフのロッキン・ダディだった。

ロックンロールという言葉自体が「セックス」を意味しますから、今回の和訳もそれに準じたものとなっております。深い意味はありません。

では和訳です。

Yes they call me the rocker, I can rock you all night long

Yes they call me the rocker, I can rock you all night long

I can let you down easy, when I think your money's gone


そうさ、みんな俺をロッカーと呼ぶ、お前と一晩中ヤレるぜ。

そうさ、みんな俺をロッカーと呼ぶ、お前と一晩中ヤレるぜ。

お前をすぐにダウンさせるぜ、お前がすっからかんだって考える時に。


I can rock you easy, don't want you to hesitate

I can rock you easy, don't want you to hesitate

I can let you down easy, like-a like jelly on a plate


お前をトロケさせるぜ、恥ずかしがるなよ。

お前をトロケさせるぜ、恥ずかしがるなよ。

お前をすぐにダウンさせるぜ、皿の上のゼリーみたいに。


Ooh, down on 8th Street, West Memphis

Ooh, I know my friends tell me

“Howlin’, stop at Louis’ place all next week”

Hear my friends


ウエスト・メンフィスの8番通りで、

俺のダチが言うのさ、

「ハウリン、来週はルイスの店で飲もうぜ」

そう聞こえたぜ。


Some twistin' and shakin', don't mean a thing to me

Some twistin' and the shakes, don't mean a thing to me

I'm a hip shakin' daddy, I can shake like a willow tree


ちょっと腰振らせただけじゃ、何の意味も無いぜ。

ちょっと腰振らせただけじゃ、何の意味も無いぜ。

俺は絶倫男、柳の木みたいに揺れるぜ。


They call me the rocker, I can really rock a while

They call me the rocker, I can really rock a while

With a real gone mama, don't let me fake your style


みんな俺をロッカーと呼ぶ、ずっとヤレるぜ。

みんな俺をロッカーと呼ぶ、ずっとヤレるぜ。

イカした可愛い娘ちゃん、俺にお前のスタイルを真似させないでくれ。


I can rock you easy, you don't want to hesitate

I can rock you easy, you don't want to hesitate

I can let you down easy, like jelly on a plate


お前をトロケさせるぜ、恥ずかしがるなよ。

お前をトロケさせるぜ、恥ずかしがるなよ。

お前をすぐにダウンさせるぜ、皿の上のゼリーみたいに。


こんな感じです。

今日はこの辺でお時間です。洋楽和訳のリクエスト・感想ございましたらコメントくださいませ。

ではまた。

0 件のコメント:

コメントを投稿