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2020年2月16日日曜日

Crosby, Stills, Nash and Young - Almost cut my hair

こんばんは、古い音楽をお届けする音楽文章ラジオのお時間がやって参りました。進行は、名久井翔太です。どうぞよろしく。

早速、今日のボブ・ディランのコーナーです。


今日のボブ・ディラン

2月16日(日)


~He bought the American dream
But it put him in debt~

~彼はアメリカン・ドリームを買い込んだけど、
おかげで借金するはめになってしまった~

「Clean cut kid」より

今日の洋楽

今日は久しぶりのクロスビー・スティルス・ナッシュ&ヤング(以下CSN&Y)でオールモスト・カット・マイ・ヘアです。



デヴィッド・クロスビー作曲です。1970年のアルバム『デジャ・ヴ』収録曲です。

CSN&Yの存在は専門学生の時から知っていました。その時のデヴィッド・クロスビーの印象はドラッグ漬けで大昔の偉人みたいな顔をした人だな、と思いました。

ですが最近になってザ・バーズのメンバーだった事を知り、その時の写真を見てびっくりしました。イメージも540度変わってますやん、て思いました。バーズの頃はテディベアみたいな感じだったのに、脱退してからは人が変わったかのように髪がボサボサになって、声も鬼気迫った感じだし、とにかく自分の中ではまるで別人のようでした。

ヒッピー文化がまだ残ってた時分に書かれてますから、長髪は自由の象徴でありました。髪を切ろうとしたのに出来なかった、何でだろうって考える歌です。

結果、自分の知る限り、デヴィッド・クロスビーが髪を短くした、なんて事はYouTubeの映像では見られなかったんですけどね。ドラッグ漬けだったとはいえ、とことん自由人だな、と思いました。

では和訳です。

I almost cut my hair
It happened just the other day
It was gettin' kinda long
I could-a said, it was in my way
But I didn't and I wonder why
I feel like letting my freak flag fly
And I feel like I owe it to someone

俺は髪を切りかけた。
ある日の事だった。
長くなってきた。
自分のやり方だって言えた。
でもしなかった、何でだろう。
奇妙な旗を飛ばしたい気持ちになった。
誰かに負い目を作った気持ちになった。

Must be because I had the flu for Christmas
And I'm not feelin' up to par
It increases my paranoia
Like lookin' at my mirror and seein' a police car
But I'm not givin' in an inch to fear
Cause I promised myself this year
I feel like I owe it to someone

クリスマスにインフルエンザを患っちまったからだ。
体調が優れない。
パラノイアを増長させる、
鏡を見て、警察の車を見ているみたいに。
でもほんの少しでも悲しみに飲まれたりはしないさ、
俺は今年誓ったんだからな。
俺は誰かに負い目を作った気持ちになった。

When I finally get myself together
I'm gonna get down in that sunny southern weather
And I find a place inside to laugh
Separate the wheat from the chaff
I feel like I owe it to someone

俺自身が落ち着いたら、
南の方に行って晴れの日に地に足をつけるのさ。
心の中に笑う場所を見つけた、
もみ草から小麦を取るのさ、
俺は誰かに負い目を作った気持ちになった。

こんな感じです。

今日はこの辺でお時間です。洋楽和訳のリクエスト・感想ございましたらコメントくださいませ。

ではまた。

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