ページ

2020年2月1日土曜日

Joan Baez - Sweeter for me

こんばんは、古い音楽をお届けする音楽文章ラジオのお時間がやって参りました。進行は、名久井翔太です。どうぞよろしく。

早速、今日のボブ・ディランのコーナーです。

今日のボブ・ディラン

2月1日(土)



~Silent weekend, oh, Lord, I wish Monday would come~

~静かな週末
ああ、早く月曜日になったらいいのに~

「Silent weekend」より

今日の洋楽

今日はジョーン・バエズでスウィーター・フォー・ミーです。




ジョーン・バエズ作曲です。1977年のアルバム『ガルフ・ウィンズ』収録曲です。

ピアノの音が淡々と奏でられますね。ふとした瞬間に昔の恋人を思い、古傷を憂う歌、だと思われます。

では和訳です。

Red telephone sitting by my bed

Practically bore your name

Lying alone in the twilight zone

Waiting for your call to come in

Hadn't been for the kid

Who was sleeping upstairs

You'd have found me well on my way

On that midnight plane to L.A.


赤い電話が私のベッドに座って、

ほとんど貴方の名前を言っていた。

弱光層の中で一人横たわり、

貴方の電話が来るのを待っている。

子供が居なければ、

階段の上で寝ていたのは誰?

ロサンゼルスに向かう飛行機の中で、

よく私を見つけたわね。


You suffered sweeter for me

Than anyone I've ever known


私の知ってる他の誰よりも、

貴方は私を甘く苦しめたわね。


I dared to look into the years

Would you still have your wife?

I dared to peer through my tears

Could we ever have a life?

Even thought I was pregnant by you

But I didn't care

I just talked to my son

Would he mind another one?


あえて私は一年間見ていた、

貴方にはまだ奥さんが居るのかしら?

あえて私は涙を通してじっと見た、

私達に生活なんて持てたのかしら?

たとえ貴方の子供を妊娠しても、

私は気にしなかったわ。

私は自分の息子に話した、

他の人を気にしているのかしらって。


You suffered sweeter for me

Than anyone I've ever known


私の知ってる他の誰よりも、

貴方は私を甘く苦しめたわね。


Once more the mist rolls to the sea

Like a hundred times we've known

Trees are faded and the clouds have stopped

Where the wind had blown

How I dread when the evening comes

And I cannot be

What you want me to be

When you are next to me


たくさん私達が見てきたように、

もう一度海に靄がかかる。

木々は消え失せ、雲はその動きを止めた、

風が吹くところで。

夜が来るのをどれだけ恐れたのかしら。

そして私はなれないの、

貴方が私の隣にいた時に、

貴方になって欲しい存在に。


How silent you are as the veils come down

Before my eyes

Soft and reserved as you move away

Donning your disguise

While every folk song that I ever knew

Once more comes true

And loves grows old

And waxes cold


私の目の前にベールがかかる時に、

貴方はなんて寡黙なの、って思ったわ。

貴方が変装をして行く時は、

優しくて穏やかだった、

私の知ってるフォークソングが再び実現する間、

そして愛が古びて、冷める間。


You suffered sweeter for me

Than anyone I've ever known


私の知ってる他の誰よりも、

貴方は私を甘く苦しめたわね。


Just one favor of you, my love

If I should die today

Take me down to where the hills

Meet the sea on a stormy day

Ride a ridge on a snow white horse

And throw my ashes away

To the wind and the sand

Where my song began


一つだけお願いがあるわ、

今日私が死ななければならないなら、

風が吹く日に、丘が海に面している所に、

私を連れて行って。

白馬の上にまたがって、

私の灰を撒いて、

砂嵐吹く中、私の歌が鳴る所で。


You suffered sweeter for me

Than anyone I've ever known


私の知ってる他の誰よりも、

貴方は私を甘く苦しめたわね。


こんな感じです。

今日はこの辺でお時間です。洋楽和訳のリクエスト・感想ございましたらコメントくださいませ。

ではまた。

0 件のコメント:

コメントを投稿