ページ

2020年12月15日火曜日

Elton John - Goodbye yellow brick road (Re-translate)

こんばんは、古い音楽をお届けする音楽文章ラジオのお時間がやって参りました。進行は、名久井翔太です。どうぞよろしく。

早速、今日のボブ・ディランのコーナーです。

今日のボブ・ディラン

12月15日(火)



~Does he change the course of rivers?
Does he pollute the moon and stars?
Neighborhood bully standing on the hill~

~川の流れを変えるのか?
月や星を汚染するのか?
近所の暴れ者、丘の上に立っている~

「Neighborhood bully」より

今日の洋楽

Re-translate15回目の今日は、エルトン・ジョンでグッバイ・イエロー・ブリック・ロードです。




1973年の作品です。私が一番最初に聞いたエルトン・ジョンの曲です。

当時は分からなかったんですが、歌詞にウォッカトニックという単語が出てくるんですよね。

あまり聞き慣れないかも知れませんが、ジントニックウォッカに変えるとそう呼ばれます。

トニックウォーターはカクテルにおいては非常に重用される炭酸飲料で、ラムだったらラムトニック、テキーラだったらテキーラトニック又はテコニック、他にもコアントロー(オレンジのリキュール)、カンパリ(赤色ビターリキュール)、ドランブイ(スコッチウィスキーベースのリキュール)、サザンカンフォート(オレンジやピーチ等のフルーツリキュール)等と相性が良いですね。

話が大分それました。笑

金色の舗道は、元はオズの魔法使いに出てくる道です。その道はエメラルドシティへと続いており、着いた先では歩道にエメラルドがあちらこちらに埋め込まれており、田舎では見られない光景が広がる夢のような世界。

エルトンはあえてこの出世街道ともとれる道を引き返して、田舎に戻る、つまりレコード会社の求めるようなヒットソングではなく、本質的に自分のやりたい音楽を追求する決意をこの歌で表明している、という解釈があります。

酒の話で長くなりましたが、↓が最初の和訳です。


↓が今回の和訳です。

When are you gonna come down

When are you going to land

I should have stayed on the farm

I should have listened to my old man


いつ落ち着くんだ?

いつ故郷に帰ってくるんだ?

俺は農場に居るべきだった、

親父の言う事良く聞くべきだった。


You know you can't hold me forever

I didn't sign up with you

I'm not a present for your friends to open

This boy's too young to be singing the blues


俺を縛りつけられないの分かってるだろ、

君とそんな約束した覚えは無いから。

友達に贈られるプレゼントなんかじゃ無い、

この少年がブルースを歌うには若すぎる。


So goodbye yellow brick road

Where the dogs of society howl

You can't plant me in your penthouse

I'm going back to my plough


さらば、金色の舗道、

社会の犬が吠える金色の舗道よ。

ペントハウスには俺を置いておけないぜ、

もう故郷に帰るんだ。


Back to the howling old owl in the woods

Hunting the horny back toad

Oh I've finally decided my future lies

Beyond the yellow brick road


フクロウが無く森に帰って、

イボのはえたカエルを捕まえよう。

俺は決めたんだ、俺の将来を、

この金色の舗道の先で過ごそうって。


What do you think you'll do then

I bet that'll shoot down your plane

It'll take you a couple of vodka and tonics

To set you on your feet again


そしたら何をするんだ?

賭けても良いぜ、君の飛行機は墜落する。

ウォッカトニックを2杯くらい引っかけりゃ、

また動き出すだろうよ。


Maybe you'll get a replacement

There's plenty like me to be found

Mongrels who ain't got a penny

Sniffing for tidbits like you on the ground


君には代わりの人間が来るだろう、

俺みたいな奴はごまんと居るからな。

一文なしの乞食が、

君みたいな餌を嗅ぎ回っているのさ。


So goodbye yellow brick road

Where the dogs of society howl

You can't plant me in your penthouse

I'm going back to my plough


さらば、金色の舗道、

社会の犬が吠える金色の舗道よ。

ペントハウスには俺を置いておけないぜ、

もう故郷に帰るんだ。


Back to the howling old owl in the woods

Hunting the horny back toad

Oh I've finally decided my future lies

Beyond the yellow brick road


フクロウが無く森に帰って、

イボのはえたカエルを捕まえよう。

俺は決めたんだ、俺の将来を、

この金色の舗道の先で過ごそうって。


こんな感じです。

今日はこの辺でお時間です。洋楽和訳のリクエスト・感想ございましたらコメントくださいませ。

ではまた。

0 件のコメント:

コメントを投稿