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2023年7月13日木曜日

Dusty Springfield - Son of a preacher man

こんばんは、古い音楽をお届けする音楽文章ラジオのお時間がやって参りました。進行は、名久井翔太です。どうぞよろしく。

早速、今日の洋楽和訳のコーナーです。

今日の洋楽

今日はダスティ・スプリングフィールドでソン・オブ・ア・プリーチャー・マンです。



ジョン・ハーリー、ロニー・ウィルキンス作曲です。1968年のシングルで、イギリスのチャートで9位を記録しました。

ダスティ・スプリングフィールドこと、メアリー・イソベル・キャサリン・バーナデット・オブライエン(Mary Isobel Catherine Bernadette O'Brien)は、1939年4月16日、イギリス・ロンドン生まれの女性シンガーです。

ブルー・アイド・ソウルという、黒人のR&Bのフレーバーを併せ持つポップシンガーで、ロックとR&Bの中間を行くような歌唱スタイルで人気を博しました。

1958年にザ・ラナ・シスターズに加入、1960年に兄・トム・スプリングフィールドこと、ディオニシウス・パトリック・オブライエン(Dionysius Patrick O'Brien)、兄ディオニシウスの友人のティム・フィールドことリチャード・ティモシー・フェリド(Richard Timothy Felid)とフォークグループ、ザ・スプリングフィールズを結成、同年にデビューします。ツアー中にアメリカのモータウンサウンドに影響を受けて、1963年にシングル「二人だけのデート(I only want to be with you)」でソロデビューします。

続く「ウィッシン・アンド・ホーピング(Wishin’ and hopin’)」「恋の戸惑い(I just don’t know what to do with myself)」もアメリカ・イギリスでヒットします。

1968年、アルバム録音の為メンフィスを訪れ、そこで今回の「ソン・オブ・ア・プリーチャー・マン」を提供されます。

1970年代は、ソロ活動をしつつ、エルトン・ジョンのアルバムでバックコーラスを務めたりしました。この時期は目立ったヒットが出ず、人気は低迷します。

1986年、ダスティを敬愛していたペット・ショップ・ボーイズと共演し、シングル「とどかぬ想い」が全英・全米で2位を記録して、カムバックを果たしました。

しかし1994年に乳癌と診断され、病魔と闘い続けましたが、1999年3月2日、乳癌の為59歳で亡くなりました。

説教しにきた牧師の目を抜け出して、牧師の息子と恋に落ちた、という歌です。

では和訳です。

Billy-Ray was a preacher's son

And when his daddy would visit he'd come along

When they gathered round and started talkin'

That's when Billy would take me walkin'

A-through the backyard we'd go walkin'

Then he'd look into my eyes

Lord knows to my surprise


ビリー・レイは牧師の息子、

お父さんも行くと、彼も一緒に着いてくる。

みんな集まって説教を始める、

その時ビリーは私を連れ出して、

裏庭を通って連れ出して行く。

そして彼は私の目を見つめる、

神様だけが私の驚きようを知っておられる。


The only one who could ever reach me

Was the son of a preacher man

The only boy who could ever teach me

Was the son of a preacher man

Yes he was, he was

Ooh, yes he was


私をここまで感じさせたのは、

牧師の息子だけよ。

私が色々な事を教えられたのは、

牧師の息子だけ。

そうよ、彼だけなのよ。


Being good isn't always easy

No matter how hard I try

When he started sweet-talkin' to me

He'd come and tell me everything is all right

He'd kiss and tell me everything is all right

Can I get away again tonight?


行儀良く居るのは簡単な事じゃない、

どれだけ頑張ってもね。

彼が甘い話をする時、

全部大丈夫だって言ってくれる、

キスして全部OKだって言ってくれる、

今夜連れ出してくれる?


The only one who could ever reach me

Was the son of a preacher man

The only boy who could ever teach me

Was the son of a preacher man

Yes he was, he was

(Ooh...) Lord knows he was

Yes he was


私をここまで感じさせたのは、

牧師の息子だけよ。

私が色々な事を教えられたのは、

牧師の息子だけ。

そうよ、彼だけなのよ。

神様だけが知っている。


How well I remember

The look that was in his eyes

Stealin' kisses from me on the sly

Takin' time to make time

Tellin' me that he's all mine

Learnin' from each other's knowing

Lookin' to see how much we've grown 


良く覚えてるわ、

あの人の目の輝きを。

いたずらに私にキスをして、

わざとじらして、

私は彼のものだって教えられる、

互いを知ってからの彼の目を、

私達が大人になってからの彼の目を。


And the only one who could ever reach me

Was the son of a preacher man

The only boy who could ever teach me

Was the son of a preacher man

Yes he was, he was

Ooh, yes he was


私をここまで感じさせたのは、

牧師の息子だけよ。

私が色々な事を教えられたのは、

牧師の息子だけ。

そうよ、彼だけなのよ。


The only one who could ever reach me

He was the sweet-talking son of a preacher man

The only boy who could ever teach me

I kissed the son of a preacher man

The only one who could ever move me

The sweet-lovin' son of a preacher man

The only one who could ever groove me

Ahh, ooh, ahh....


私をここまで感じさせたのはたった一人、

彼は甘い話をする牧師の息子よ。

私が色々な事を教えられたのはたった一人、

私は牧師の息子にキスをした。

私をここまで動かしたのはたった一人、

優しく愛してくれる牧師の息子よ、

私をここまで楽しくさせたのはたった一人。


こんな感じです。 

今日はこの辺でお時間です。洋楽和訳のリクエスト・感想ございましたらコメントくださいませ。

ではまた。

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