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2023年8月17日木曜日

Gene Clark - She’s the kind of girl

こんばんは、古い音楽をお届けする音楽文章ラジオのお時間がやって参りました。進行は、名久井翔太です。どうぞよろしく。

早速、今日の洋楽和訳のコーナーです。

今日の洋楽

今日はジーン・クラークでシーズ・ザ・カインド・オブ・ガールです。



ジーン・クラーク作曲です。1973年のアルバム『ロードマスター』収録曲です。

ザ・バーズのメンバーが集まって演奏しています。デビュー時のメンバーはボーカルにジーン・クラーク、ギターにロジャー・マッグィンに先日亡くなったデヴィッド・クロスビー、ベースにクリス・ヒルマン、ドラムスにマイケル・クラークです。見事この5人が集まっています。この5人でこのブログでも以前に紹介した「ワン・イン・ア・ハンドレッド」も演奏しています。

フルートはママス&パパスの「夢のカリフォルニア」でもフルートを演奏した、バド・シャンクが担当しています。フルートが入って哀愁漂うメロディーになっています。

天真爛漫な彼女だけど、自然と「君」は彼女に惚れていってるんだ、という歌です。

では和訳です。

She's the kind of girl

Together like a rhyme

The kind everybody wants to know

She can fool you with her ways

Leave you with nothing much to say

And you try not to hang around

But you really don't want to see her go away


彼女はこんな女の子さ、

詩のように一緒になって、

みんな知りたがる女の子さ。

彼女は彼女のやり方で君をからかう、

沢山の事を言わずに君を置いていく。

そして君はブラブラしたりしないようにする、

でも君は彼女が行くのを見たくないんだ。


She's the kind of girl

Marigold and thyme

Sunshine and flowers in her hair

Simple ways she don't complain

She likes to move, she won't explain

And you wonder in the night

If everything was right with you

She might remain


彼女はこんな女の子、

マリーゴールドやタイム、

太陽の光や花を髪に纏う。

派手じゃない道でも彼女は文句を言わない。

でも彼女は動きたい、何故かは言わないだろうけど。

そして夜君は考える、

物事の全てが万事OKなら、

彼女は残るだろうかって。


Doesn't everybody want to hear

Doesn't everybody want to know

What it is to be so near

And watch it go


みんな聞きたいんじゃないか。

みんな知りたいんじゃないか。

こんなに近くにいるのは何なのかを、

そして行くのを見るんだ。


She's the kind of girl

Really has to see

What it is that's on your mind

She takes the time and understands

She makes no judgments, no demands

But she makes you feel the fool

When you wonder how she slipped

Right through your hands


彼女はこんな女の子、

知りたいんだ、

君の心の中にあるのは何なのかを。

彼女は時間をかけて理解しようとする、

判断も要求も必要としない。

でも彼女は君をからかおうとする、

君の手に彼女が滑り込んできた、

それがどうやって来たのかを。


こんな感じです。

今日はこの辺でお時間です。洋楽和訳のリクエスト・感想ございましたらコメントくださいませ。

ではまた。

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