こんばんは、古い音楽をお届けする音楽文章ラジオ、10周年でございます!
進行は、名久井翔太です。どうぞよろしく。
あっという間の10年目突入、といった感じです。
2000回の時もそうでしたが、そこだけを目指して更新し続けた、とい明確な目標は特に立てていませんでした。しかし、1000回を経て、1500回を経て、これこのまま行ったら2000回超えるな、というのがよぎりました。そして2000回突入という大台に乗りました。
そして今回の10周年も同じような感覚です。
毎度毎度お馴染みの挨拶にはなりますが、私がこのブログを続けていられるのも、見てくれている人達あっての事です。重ね重ね御礼を申し上げます。ありがとうございます。
仮に20周年を迎える頃には2033年。一体どんな音楽が流行っている事やら、そしてこのブログでも果たしてその時の音楽を取り上げる事があるのか、今から楽しみですね。
さて、ブログ開設から10年が経った、という事ですが、今回は、このブログがどういった経緯で洋楽をメインに年代をここまで幅広くしたのか、といった遍歴、のような物を述べたいと思います。
まずは、私の音楽遍歴を紹介したいと思います。
2008年(ビリー・ジョエル、エルトン・ジョン、ザ・ビートルズ)
当時中学3年生だった私が古い音楽にハマるきっかけは上の3組です。ビリー・ジョエルは親が持っていた2枚組のベスト盤、ビートルズはこれも親が持っていた名盤『アビー・ロード』を聴いてハマりました。
そして自分の小遣いで買ったビリー・ジョエルの『コールド・スプリング・ハーバー』が引き金となり、さらに古い洋楽にのめり込むようになりました。エルトン・ジョンも同じぐらいにベスト盤を買い、ハマりました。
2009年(50’sロックンロール系。エルヴィス・プレスリー、チャック・ベリー、バディ・ホリー、リトル・リチャード、ビル・ヘイリー、エディ・コクラン、ジーン・ヴィンセント、カール・パーキンス、ジョニー・バーネット、ボ・ディドリー、アーサー・アレキサンダー等)
ビリー・ジョエル等の70年代から時代を進めるかと思いきや、時代を逆行していきました。行き着いた先は50年代。ロックンロール誕生の辺りです。
当時の私は3分ぐらいの長さの曲が好みだったのもあり、この時期はロックンロールやらロカビリーの曲ばかり聴いていました。インターネットや本でビートルズがカバーした曲のオリジネイターを調べて、YouTubeで聴いていくうちにハマっていきました。
2010年(ザ・トレメローズ、ザ・スウィンギング・ブルー・ジーンズ、デイヴ・クラーク・ファイヴ、ザ・フォーチュンズ、ザ・キャッツ)
この頃、オールディーズのコンピレーションでザ・トレメローズの「サイレンス・イズ・ゴールデン」を聴いて、よりマイナーな、あまり日本では知られていないアーティストの曲ばかり聴くようになりました。そしてオランダのザ・キャッツは、「スカーレット・リボンズ」をYouTubeで聴いてハマるようになりました。そうです、今の私があるのは、高校2年という多感な時期に聴いていた物がベースになっているんですね。
それがきっかけで、YouTubeで色んな曲を聴き漁るようになりました。
2011年(グループ・サウンズ系。ザ・スパイダース、ザ・ジャガーズ等)
日本にも1960年代に音楽ブームがあったのを、どこかで知ったんですが、いまいちその辺りの記憶がありません。
そして調べて行くとその頃に活動したグループサウンズは、自分たちのオリジナル曲だけでなく、洋楽のカバーもたくさん行っていたのを知って、ますますハマるようになりました。
2012年(ハインツ・バート、ジミー・ジャスティス、ザ・ロッキン・ベリーズ)
この頃はなぜかマニアックなアーティストばかり聴いていた記憶があります。某オークションサイトでそれらのアーティストのCDばかり探していた記憶があります。
2013年(ザ・タイガース)
この頃はまたグループサウンズ熱が再び上がり、なぜか以前聴いていなかったザ・タイガースを中心に聴いていました。調べたら、洋楽のカバーも中々にセンスが良いというか、マニアックな曲も取り上げていたのを知って、益々ハマりました。
2014年(記憶ありません)
この時期は自分にとってはあまり良い時期では無かったです。そのせいか、新しくハマったアーティストがいまいち思い出せません。
2015年(ザ・アソシエイション)
ザ・タイガース関連で知りました。トレメローズに似たコーラス主体のグループで、「ネヴァー・マイ・ラヴ」や「チェリッシュ」等中々に良い曲を歌っていましたね。
2016年(ブルース・スプリングスティーン)
「明日なき暴走」「涙のサンダー・ロード」「ボーン・イン・ザ・USA」などが好きで良く聴いていました。ブログの洋楽和訳の幅も広がったような気がしました。
2017年(ボブ・ディラン)
ボブ・ディランのライブアルバム『激しい雨』を聴いて衝撃を受けました。
それまでもボブ・ディランは聴いていましたが、めちゃくちゃのめり込むほど聴くようになる、までには至りませんでした。
しかし、そのアルバムで聴いた「いつもの朝に」は衝撃でした。それまでiTunesで視聴していた曲よりも100倍は良い、と思いました。
2018年(ザ・バーズ、デル・シャノン)
ボブ・ディラン関連でザ・バーズを知りました。彼の曲を聴きやすくしたアレンジ力には脱帽です。それと、ロジャー・マッグィンが12弦ギターを演奏していたのを知って、そういうギターが欲しいな、と思いました。現在もその夢は叶えられていませんが。
デル・シャノンはアルバム『ライブ・インイングランド/アンド・ザ・ミュージック・プレイズ・オン』がキッカケでハマりました。特にライブの「クーパーズヴィル・ヨーデル」は良いな、と思いました。
2019年(レディオヘッド、ザ・バンド)
レディオヘッドはラジオで「ノー・サプライズ」を聴いて、なにかレトロな香りがするな、と思いました。そしてベストアルバムとかを買ってハマりました。
ザ・バンドもボブ・ディラン関連で知りました。「アイ・シャル・ビー・リリースド」で知りましたが、後にザ・バンドのオリジナル曲の「ザ・ウェイト」や「同じことさ!」も好きになりました。
2020年(聖飢魔II、スピッツ)
聖飢魔IIはYouTubeで「蝋人形の館」を聴き重ねるうちにハマりました。なんとなく、聖飢魔IIの構成員の構成がザ・タイガースと共通しているな、と思ってハマりました。
スピッツは「日向の窓に憧れて」をYouTubeで聴いてハマりました。その時に聴いたのはシングルとアレンジが違う物でしたが、自分は好みでした。詳しくはYouTubeを見てください。
ちなみに、洋楽は相変わらず聴いていました。
2021年(スウェード)
スウェードもラジオで「トラッシュ」を聴いて「カッコいいな」と思いました。今では気がつけば毎日聴いている有様です。
2022年(プロコル・ハルム)
プロコル・ハルムは以前から聴いていましたが、「ホンバーグ」の存在には驚かされました。なんでこんな良い曲を今まで聴いていなかったんだ、と。
最近では、「巡礼者の道」という曲もお気に入りです。
2023年(色々)
そして現在に至る、と、ま、こんな所ですね。
このブログも取り上げるアーティストの幅がここ最近広くなりましたが、次はその情報源はどこから、というのも取り上げたいと思います。
主に、Wikipedia、Secondhandsongsという二つのサイトを基にしています。
このブログで取り上げるのは、おそらく半数近くが日本では知られていない人達ですね。Wikipediaで情報収集する時は日本語版で記事がない、という時もしばしば。
そんな時は英語版ですね。幸いにも私は英語が出来るので、アーティストの記事をみたら、どんな活動をして、何年に生まれて、どんな曲を出して、というのは少しは分かります。改めてブログで紹介する時はもう少し詳しく調べるので、翻訳のアプリとかも使うんですが。
Secondhandsongsは有能です。この人のあの曲は実はカバーだった、というのは洋楽では良くある話です。そういうのを調べるのに便利です。
といった所で、今日はこの辺でお時間とします。
皆様、これまでのご愛顧誠にありがとうございました。これからも、果たしてどこまでこのブログがどこに向かって行くのかは分かりませんが、なるべく自分のペースでお届けしたいと思いますので、応援の程よろしくお願い致します。
ではまた。
0 件のコメント:
コメントを投稿