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2018年12月30日日曜日

The Byrds - Hickory wind

こんばんは、古い音楽をお届けする音楽文章ラジオのお時間がやって参りました。進行は、名久井翔太です。どうぞよろしく。

今年最後の日曜日です。


今日は寒空の下、年末詣でに行きました。

去年は鹿島神宮に年末詣でに行きました。年末詣で自体は去年が初めてでした。

今年は上野公園の五條天神社という所に行きました。やはり上野、沢山の人がいました。

そして今日のメインイベントがもう一つあったんですが…

京成線の上野と日暮里の間に2つ駅が昔ありました。その内の1つの博物館動物園駅という所が2月末までの金曜・土曜・日曜限定で内部が公開される、というんです。

今日は日曜だからやってるだろう、と思い向かって見たら…

…やっていませんでした。やっぱり年末だからですね。

来年また来ます。

では、洋楽和訳のコーナーです。

今日の洋楽

今日はザ・バーズでヒッコリー・ウィンドです。

https://youtu.be/m4dIQITw5bw

グラム・パーソンズ、ボブ・ブキャナン作曲です。1968年のアルバム『ロデオの恋人』収録曲です。

この時期のザ・バーズは、結成当初からいたジーン・クラーク、デヴィッド・クロスビー、マイケル・クラークが抜けて、残るメンバーはロジャー・マッグィンとクリス・ヒルマンのみになりました。

そして加入したのが、後にクリスとフライング・ブリトー・ブラザーズを結成して短期間しかいなかったギターのグラム・パーソンズ、クリスのいとこドラムスのケヴィン・ケリーの二人です。

そしてザ・バーズ自体も、それまでのフォークロックのスタイルからカントリーロックにスタイルを変えました。ロジャーの12弦のリッケンバッカー、クリスのベースを残して、スティールギターやバイオリンすら入るようになりました。今回紹介する歌はまさにそうです。

ジョーン・バエズ、エミルー・ハリスがカバーしています。

では和訳です。

In South Carolina, there're many tall pines
I remember the oak tree that we used to climb
But now when I'm lonesome I always pretend
That I'm headin' the field of hickory wind

カリフォルニアの南には、沢山の松の木がある。
俺たちが登った樫の木を思い出す。
だけど俺が寂しい時、俺はそのふりをするのさ、
ヒッコリーの風が吹く所に向かってるふりを。

I started out younger, had most everything
All the riches and pleasures, what else can life bring?
But it makes me feel better each time you begin
Callin' me home, hickory wind

俺は若い時に、殆どの事を始めた。
富と快楽、これ以上の物が人生にあるだろうか?
だけど俺は気分が良くなる、
ヒッコリーの風が俺に帰って来て、と呼ぶ度に。

It's a hard way to find out that trouble is real
In a faraway city with a faraway feel
But it makes me feel better each time you begin
Callin' me home, hickory wind
Keeps callin' me home, hickory wind

この苦難が本物だって見つけるのは大変だ、
遠く離れた町で、遠く離れた気分でいると。
だけど俺は気分が良くなる、
ヒッコリーの風が俺に帰って来て、と呼ぶ度に。

こんな感じです。

苦しい時のヒッコリーの風に、故郷への想いを馳せる男の歌です。

今日はこの辺でお時間です。洋楽和訳のリクエスト・感想ございましたらコメントくださいませ。

ではまた。

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