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2023年4月6日木曜日

The Kinks - Waterloo sunset

こんばんは、古い音楽をお届けする音楽文章ラジオのお時間がやって参りました。進行は、名久井翔太です。どうぞよろしく。

早速、今日の洋楽和訳のコーナーです。

今日の洋楽

今日はザ・キンクスでウォータールー・サンセットです。




レイ・デイヴィス作曲です。1967年のシングルで、イギリスのチャートで2位を記録しました。

ウォータールーはロンドンにある地下鉄の駅、そしてテムズ川にかかるウォータールー橋の事を指します。キンクスのレイ・デイヴィスは入退院を繰り返しており、病室の窓から世界を眺めた経験がこの歌に反映されています。

「だらけて外に出るのが億劫」なのはこの体験から来ていると思われます。

ちなみに、ウォータールー・サンセットはその年の2位どまりでしたが、1位はザ・トレメローズのサイレンス・イズ・ゴールデンです。

では和訳です。

Dirty old river, must you keep rolling

Flowing into the night

People so busy, makes me feel dizzy

Taxi light shines so bright

But I don't need no friends

As long as I gaze on Waterloo sunset

I am in paradise


古くから流れる濁った川、ずっと流れ続け、

夜へ流れ込んでいく。

人々は皆忙しく、僕を目眩ませる、

タクシーのライトも眩しい。

でも僕には友達なんて必要でもないさ。

このウォータールーの夕日を眺めてる限り、

僕は楽園にいるんだから。


Every day I look at the world from my window

But chilly, chilly is the evening time

Waterloo sunset's fine


毎日、窓から世界を見ている。

夜になると肌寒くなる、

ウォータールーの夕日は素敵さ。


Terry meets Julie, Waterloo Station

Every Friday night

But I am so lazy, don't want to wander

I stay at home at night

But I don't feel afraid

As long as I gaze on Waterloo sunset

I am in paradise


テリーとジュリーはウォータールー駅で落ち合う、

毎週金曜日の夜に。

でも僕はだらけて、外に出るのも億劫で、

夜は家にいたいのさ。

だけど恐怖なんて感じた事はない。

このウォータールーの夕日を眺めてる限り、

僕は楽園にいるんだから。


Every day I look at the world from my window

But chilly, chilly is the evening time

Waterloo sunset's fine


毎日、窓から世界を見ている。

夜になると肌寒くなる、

ウォータールーの夕日は素敵さ。


Millions of people swarming like flies 'round Waterloo underground

But Terry and Julie cross over the river

Where they feel safe and sound

And they don't need no friends

As long as they gaze on Waterloo sunset

They are in paradise


百万もの人々がハエのように飛び回る、

ウォータールー駅の地下鉄で。

でもテリーとジュリーは川を越えて、

安息の地へと向かう。

そう、彼らにも友達なんて必要でもないんだ。

彼らがウォータールーの夕日を眺めてる限り、

彼らは楽園にいるんだ。


Waterloo sunset's fine


ウォータールーの夕日は最高さ。


こんな感じです。

今日はこの辺でお時間です。洋楽和訳のリクエスト・感想ございましたらコメントくださいませ。

ではまた。

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