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2023年11月5日日曜日

Jimmie Rodgers - It’s over

こんばんは、古い音楽をお届けする音楽文章ラジオのお時間がやって参りました。進行は、名久井翔太です。どうぞよろしく。

早速、今日の洋楽和訳のコーナーです。

今日の洋楽

今日はジミー・ロジャースでイッツ・オーヴァーです。




ジミー・ロジャース作曲です。1966年のシングルで、ホット100で37位を記録しました。

男女の別離を歌った歌です。出来る事なら時間を元に戻したい、でももう終わりなんだ、という歌です。ジミーがハープ・アルバート&ザ・ティファナ・ブラスとカーネギーホールに居た時に、外で泣いていた女の子に声をかけたら「もう終わりなの」と言われたそうです。そして自宅に戻ってこの曲を書き上げた、と言います。

後にエルヴィス・プレスリーがカバーしました。

では和訳です。

If time were not a moving thing

And I could make it stay

This hour of love we share would always be

There'd be no coming day

To shine a morning light

To make us realize our night is over


もし時間が動くものでなく、

ずっと留めておく事が出来て、

僕らが分かち合うこの愛の時間が永遠のものに出来るなら、

朝日が差して、

僕らの夜がもう終わると自覚せざるを得ない日は来ないだろう。


When you walk away from me

There is no place to put my hand

Except to shade my eyes

Against the sun that rises o'er the land

I watch you walk away

Somehow I have to let you go

Now it's over


君が僕から離れて行った時、

僕は手の置き場に困って、

太陽が昇ってきて、

光が眩しくて手で遮る事しか出来なくなる。

君が歩いて行くのを見ていた、

君を行かせる事になってしまったんだ。

そう、もう終わったんだ。


If you knew just how I really feel

You might return and yet

There are so many times

That people have to love and then forget

Though there might have been a way

I have to force myself to say

It's over


僕の気持ちが分かってもらえるなら、

多分戻ってきてくれるだろう。

それでも、人は皆愛して、忘れる、

そんな時はたくさんある。

何かしらの方法はあったはず、

でも僕は自分に言い聞かせる、

もう終わりなんだって。


So I turn my back

Turn my collar to the wind

Move along in silence

Trying not to think at all

I send my feet before me

Walk the silent street before me

It's over


だから僕は背を向けて、

襟を風の中で立てて、

沈黙の中を1人歩き、

何も考えないように努める。

僕は歩みを進める、

寂しい通りに向かって。

そう、もう終わったんだ。


If time were not a moving thing

And I could make it stay

This hour of love we share would always be

There'd be no coming day

To shine a morning light

To make us realize our night is over

It's over


もし時間が動くものでなく、

ずっと留めておく事が出来て、

僕らが分かち合うこの愛の時間が永遠のものに出来るなら、

朝日が差して、

僕らの夜がもう終わると自覚せざるを得ない日は来ないだろう。


こんな感じです。

今日はこの辺でお時間です。洋楽和訳のリクエスト・感想ございましたらコメントくださいませ。

ではまた。

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