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2025年10月30日木曜日

P. J. Proby - Today I killed a man I didn’t know

こんばんは、古い音楽をお届けする音楽文章ラジオのお時間がやって参りました。進行は、名久井翔太です。どうぞよろしく。

先日の投稿で、サージェント・ペパーズ(以下略)についてお話ししました。

今回、私のYouTubeにおいてその動画を投稿したので、是非ご覧頂ければと思います。↓です。



途中AIの画像も含まれていますのでご了承下さい。

では、今日の洋楽和訳のコーナーです。

今日の洋楽

今日はP. J. プロビーでトゥデイ・アイ・キルド・ア・マンです。




ロジャー・クック、ロジャー・グリーナウェイ作曲です。1969年のアルバム『スリー・ウィークス・ヒーロー』収録曲です。

戦争で一人の男を殺して、その後に色々な思いが駆け巡る歌です。この歌でP. J. プロビーはジョニー・キャッシュのように歌っています。

では和訳です。

Today I killed a man I didn't know

I held my rifle high and shot him low

I'd like to think he really was to blame

Well I never knew or never will his name


今日、俺は知らない男を殺した。

ライフルを高く掲げ、奴を撃ち倒した。

奴こそ責められるべきだと思いたい、

知らなかったし、これからも奴の名前を知らないだろう。


I guess that someone, somewhere knew him well

And they'll cry when they're told that he has fell

But it's hard for me to think of him as good

'Cause he'd done me just the same if he could


どこかで奴の事を知ってる誰かが居るだろう。

奴が死んだと知ったら、その人らは泣くだろう。

でも俺は奴の事を良く思えない、

だって奴も、俺と同じ事をするだろう。


Oh mother, oh mama, I'm so cold

And I feel like I am quickly growing old

So I hope you are thinking of your son

'Cause tomorrow morning I'll be twenty-one


母さん、俺は寒いよ、

急激に歳を取るのを感じるよ。

貴方が自分の息子の事を考えてる事だろう、

明日の朝、俺は21歳になるから。


Oh Johnny Ray, Johnny Ray, oh, he don't worry now

He don't wonder how


ジョニー・レイ、ジョニー・レイ、彼は心配しない、

彼は不思議にも思わない。


Today my sergeant told me I've done well

That I'd sent another Southern boy to hell

But I can't help wondering about the lost of life

And if that rebel soldier had a wife


今日、将軍が俺に言った「良くやった」と。

一人の南部の男を地獄に送ったからさ。

でもそいつの命の終わりで不思議に思わずにはいられない、

もしそいつに妻が居たら、とか考える。


Oh mama, oh mam, I'm so cold

And the good book doesn't help me like you told

'Cause it don't tell me if I'm right or wrong

Or when this war will end, just how long


母さん、俺は寒いよ、

この聖書は、母さんの言葉みたいに助けてはくれない。

だって、何が正しく間違っているのか教えてくれないから、

それとこの戦争がいつ終わって、後どのぐらい続くのか、とかも。


Oh mama, oh mama, I'm so cold

And I feel I am quickly growing old

So I hope that you are thinking of your son

'Cause tomorrow morning I'll be twenty-one


母さん、俺は寒いよ、

急激に歳を取るのを感じるよ。

貴方が自分の息子の事を考えてる事だろう、

明日の朝、俺は21歳になるから。


こんな感じです。

あなたのお名前何ァんて由来のコーナー、今回はP. J. ProbyことJames Marcus SmithのMarcusの由来を紹介します。

Jamesは「取って代わる者」という意味でしたね。

Marcus

ローマ神話にて戦と農耕を司る軍神マールス(Mars)に敬意を表して生まれたマルクス(Marcus)に由来する。

またそこから派生したラテン語名のマルティウス(Martius)に由来し、「好戦的な」「強い」という意味を持つ。


という事で、Marcusと名付けられたこの方には、「強い勇敢な子に育って欲しい」という願いが込められているのかもしれません。

今日はこの辺でお時間です。洋楽和訳のリクエスト・感想ございましたらコメントくださいませ。X(旧Twitter)も宜しくお願い致します。IDとかは上に書いてます。ブログフォローもお願い致します。

ではまた。

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