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2016年8月26日金曜日

The Cyrkle - Turn down day

こんばんは、古い音楽をお届けする音楽文章ラジオのお時間がやって参りました。進行は、名久井翔太です。どうぞよろしく。

早速、洋楽和訳のコーナーです。

今日の洋楽

今日はザ・サークルでターン・ダウン・デイです。


ザ・サークルの代表曲のひとつです。作曲はジェリー・ケラーとデヴィッド・ブルームという人です。ジェリー・ケラーは自身でも1959年に「ヒア・カムズ・サマー」でヒットを出しています。

では和訳です。

It's much too groovy a summer's day
To waste runnin' round in the city
But here on the sand I can dream away
Or look at the girls if they're pretty

夏の日にしてはイカしすぎる、
ただ街を遊び歩くのはもったいない。
でも砂の上で僕は夢を見るのさ、
それか可愛い娘を見てるのさ。

It's a turn-down day
Nothin' on my mind
It's a turn-down day
And I dig it

だからゆっくりしていよう。
何も考えずに。
ゆっくりしていよう。
それが好きなんだ。

There's nothing easier I can do
Than lyin' around doing nothing

他に簡単な事なんかないんだ、
横たわって何もしない以外に。

It's a turn-down day
Just a turn 'round day
It's a turn-down day
And I dig it

だからゆっくりしていよう。
ゆっくりしていよう。
ゆっくりしていよう。
それが好きなんだ。

Soft summer breeze and the surf rolls in
To laughter of small children playin'
Someone's radio has the news tuned in
But nobody cares what he's sayin'

夏の優しい風と波は寄せてくるんだ、
遊ぶ子供達の笑いに向かって。
誰かのラジオがニュースを読んでるけど、
誰もそんな事気にしちゃいないんだ。

Don't you know it's a turn-down day
Nothin' on my mind
It's a turn-down day
And I dig it

だからゆっくりしていよう。
何も考えずに。
ゆっくりしていよう。
それが好きなんだ。

Things that are waiting to mess my mind
Will just have to wait 'til tomorrow

僕の心をかき乱す物事は、
明日にならなきゃこないんだ。

It's a turn-down day
Just a turn 'round day
It's a turn-down day
And I dig it

だからゆっくりしていよう。
ゆっくりしていよう。
ゆっくりしていよう。
それが好きなんだ。

こんな感じです。

少しジャズっぽいポップナンバーです。ちょうど今のような夏の終わり、夕方ぐらいに聴くと雰囲気と合うと思います。

今日はこの辺でお時間です。

ではまた。

2016年8月25日木曜日

Dave Sampson - Sweet dreams

こんばんは、古い音楽をお届けする音楽文章ラジオのお時間がやって参りました。進行は、名久井翔太です。どうぞよろしく。

早速、洋楽和訳のコーナーです。

今日の洋楽

今日はデイヴ・サンプソンでスイート・ドリームズです。


デイヴ・サンプソンは本名をDavid John Bernard Sampsonといい、1941年1月9日、スタッフォードシャーのアトックシターという所で産まれました。

ハンターズというバンドを率いて1960年頃にスイート・ドリームズがイギリスで中ヒットを記録、しましたが、それ以後のヒットは残念ながら出ていません。いわゆる一発屋です。

2014年3月5日に亡くなっています。

デイヴ・サンプソンもハンターズも、クリフ・リチャード&シャドウズのフォロワーというので、ヒットしたようです。実際にYouTubeには、クリフの番組 (?)にデイヴが出ていた映像があります。

では和訳です。

Sweet dreams, bye bye honey has
Sweet dreams, bye bye baby has
Sweet dreams, till the morning comes

甘い夢、バイバイ。
ハニーは見ていた、甘い夢。
ベイビーは見ていた、甘い夢。
朝が来るまで。

I told you
Yeah, baby, I told you
I told you I'll hold you in your dreams tonight

僕は君に言ったんだ、
そう、僕は君に言った。
君を夢の中で抱きしめてあげようって。

Yes-a, hold on, baby, hold on tight
Repose safely through the night
Squeeze that pillow, whisper low
And goodnight, darling, I love you so

僕を抱きしめておくれ。
夜はゆっくり休んでおくれ。
枕をいじって、低く囁いてくれ。
お休み、ダーリン、愛しているよ。

Has sweet dreams, bye bye, baby has
Sweet dreams, bye bye, honey has
Sweet dreams, till the morning comes

甘い夢、バイバイ。
ハニーは見ていた、甘い夢。
ベイビーは見ていた、甘い夢。
朝が来るまで。

Think of the things we love to do
And all the heartaches we've been through 
All the problems-a we both had
They haven't turned out all that bad

僕らが大好きな事を考えておくれよ、
僕らが経験した心の痛みも。
僕らが悩まされた問題は、
結局はただ良くなるだけさ。

Has sweet dreams, bye bye, baby has
Sweet dreams, bye bye, honey has
Sweet dreams, till the morning comes

甘い夢、バイバイ。
ハニーは見ていた、甘い夢。
ベイビーは見ていた、甘い夢。
朝が来るまで。

こんな感じです。

甘い夢にさよなら、という歌です。

今日はこの辺でお時間です。

次もマイナーなグループの歌を和訳すると思います。音楽文章ラジオの強みは、誰も取り上げないであろうグループやアーティストを紹介、しかも和訳つきで乗せることだと思います。

ではまた。

2016年8月24日水曜日

2016.8.23 加橋かつみ ライヴレポート

こんばんは、古い音楽をお届けする音楽文章ラジオのお時間がやって参りました。進行は、名久井翔太です。どうぞよろしく。

昨日、私は人生で初めての、ライヴに行って参りました!しかも、タイガースの加橋かつみさんのライヴです。初めてのライヴを大好きな人のライヴで経験できて私は非常に幸せでございます。

今日は洋楽和訳のコーナーは久しぶりにお休みして、加橋かつみさんのライヴのレポートを、ここに記したいと思います。

ライヴ会場は原宿のLa Donnaというライヴハウスでした。明治神宮前駅からそう遠くはございません。近所には、有名なEggs'n Thingsもあります。

会場の開場時間 (ナンツッテ)は18:00から、そしてライヴのスタートは19:00からでした。が、私19:00近くまで仕事が押してしまいまして、最初っからは聴くことが出来ませんでした。この日に限って残業ってぇんですから、何とタイミングの悪いこと。

当日、トッポさんは、タイガース時代にも着てた黒い衣装でした。トッポといえば、メインのギターはエピフォン・カジノという、あのジョン・レノンも使っていたフルアコのギターですが、当日は白のストラトキャスターを使っていました。ストラトも似合います。

さて、肝心の曲順です。一部と二部に分かれていました。はっきりと一部、二部と本人は言っていませんが、休憩をはさんでのライヴでしたので、一部、二部とします。

一部で演奏した曲は以下の通りです。

銀河のロマンス
僕のマリー
廃墟の鳩
MC ①
愛は突然に (松任谷由実 作曲)
夜の太陽
エメラルドの伝説
長い髪の少女
MC②
青い瞳
北国の二人
シーサイド・バウンド

前述した通り私は19:00に間に合いませんでしたので銀河のロマンスが一曲目という訳ではないです。

MC①では、今のテレビについて批評していました。今のテレビはふざけ過ぎている。昔は訳のわからない奴は出やしなかった。

…と批評していましたが、バックのベースの人が「何だかボヤいてるみたいです。」というと、トッポさん「俺がボヤいてたらこんなもんじゃ済まないよ。」と笑いが起こっていました。

それに関連して、テレビで演歌歌手との共演も難色を示していました。本人も演歌で苦い思いをしての事だったんでしょうか。

MC②はゴールデン・カップスについて話していました。ちょっと前にカップスのギター、エディ藩とキーボードのミッキー吉野と共演した事についてです。「ボーカルのデイヴ平尾は死にましたけど。」寂しいんでしょうね。


今回のライヴはカーナビーツのボーカル、ポール岡田さんも一緒になってやっていました。一部ではエメラルドの伝説をやるときに袖から出ていました。

シーサイド・バウンドは、やっぱり年配の女性のお客さんは間奏の踊りをやっておられました。

後、長い髪の少女では、トッポさんが歌詞をトチり、何とかポールさんのせいにしようとしたり。悪いですねぇ〜。

二部は以下の通り。

A whiter shade of pale
MC③
雨上がりと僕
Stardust
MC④
The last time
Under my thumb
MC⑤
Time is on my side
Satisfaction
落葉の物語
青い鳥
少しMC①
花の首飾り
少しMC②
色つきの女でいてくれよ
君に会いたい
好きさ好きさ好きさ
恋をしようよジェニー
フリフリ
バン・バン・バン
Twist and shout
What a wonderful world
Imagine

MC③は、私がこのブログで苦い顔を、といっても顔なんか見えませんが、してポケモンGOにハマっている、という話でした。

昼でも夜でも、ウォーキングがてらやられるそうで、レベルが15なんだとか。若いですねぇ〜。

MC④は、前のスタンダードナンバー、スターダストを歌った後、「昔のスタンダードも良いもんですね。僕もスタンダードのアルバム作っているんですけど、中々進まない。早く出したいとは思っているんですけど。」

MC⑤ではオリンピックについてでした。ポールさんはリレーの時、テレビをつけていたんですが、見なかったそうです。本番で走っているのを見ると心臓が痛む、と。リプレイを見て初めて安心して見れるそうです。

トッポさん「君と監督とじゃ立場が違うじゃない」とツッコミ。

ポールさん、腹筋はシックスパックだそうです。に対してトッポさん「俺なんかワンパック。」会場笑いの渦、ポールさんも、バックのバンドの皆さんもしばらく笑いで何も言えませんでした。

トッポさん「早くMCやんなさいよ!」

青い鳥でギターをミスったトッポさん。その後のMCでは「LEDって本当に明るいねえ。と、LEDのせいにしたり…。いや、本当にちょっと見えなかったんです。」

花の首飾りの後のMC「時々青いLEDが当たるんだけど、何だか後ろにいるメンバーが幽霊みたいに見えてくる。」

Twist and shoutは本当はテンポが早い曲なんですが、すごくゆっくりと演奏していました。年、というのもあると思います。

私はトッポさんに握手してもらい、サインまで頂いてしまいました。写真も、と思ったんですが、「写真は今ちょっと無理かな。ゴメンな。」と。いやいや、私はこの場にいられるだけでも幸せですよ。

トッポさん、ポールさん、そしてバックのバンドの皆さん、本当に楽しい時間をありがとうございました。また機会があれば行きます。今度は一曲目から。

というわけで、音楽文章ラジオ、本日は加橋かつみさんのライヴレポートでございました。

次回は洋楽和訳を載せます。

ではまた。

2016年8月21日日曜日

The Fortunes - Painting a shadow

こんばんは、古い音楽をお届けする音楽文章ラジオのお時間がやって参りました。進行は、名久井翔太です。どうぞよろしく。

早速、洋楽和訳のコーナーです。

今日の洋楽

今日はフォーチュンズでペインティング・ア・シャドウという曲です。


この歌は、「ファイアー・ブリゲイド」という、ザ・ムーヴというロイ・ウッドやジェフ・リンのいたバンドのカバー曲のB面曲です。

なんと↑の投稿が2015年の3月。どれだけ知名度がなかったことか。

でも私はこの歌を聴いていい曲だと思いました。もう少し知名度があっても良いのに、と思いました。

そこで度々このブログで公開しております歌詞の聴き取りに挑戦しました。ハッキリと聞こえないところが過半数ありました。

ITunesでも調べた所、フォーチュンズ原曲のものはありませんでしたが、The Buffoonsというオランダのバンドのカバーが見つかりました。なんという偶然でしょう。

オリジナルのものよりも聴きやすいんですよ。

では和訳です。(下線部分は不明瞭のため、推測の歌詞を載せた所です。しかし当ブログは、歌詞の和訳も載せるというスタイルを取っている以上、不明瞭の所の和訳も載せない訳にはいかないんです。)

Autumn evenings find me walking
As the leaves fall asleep in the trees
Dusty sunsets, by a river
And the sad little song in the breeze

秋の夜が、歩く僕を見つけた、
木の葉が落ちる時に。
くすんだ夕陽が川に映える。
そよ風は悲しい歌を奏でる。

I'm painting a shadow, like you fall a while
Trying to catch you the ghost of a smile
But the shadows can't help
And I carry on walking for mile

僕はしばらく影を描いているのさ、君のように。
幻の君の笑顔を見ようとしてるのさ。
だけど影は何もしない、
僕はただしばらく歩くだけなんだ。

The night falls soft like snowflakes
Seem to tumble from to holes in the skies 
So my thought stand slowly homeward
For the blanket to cover my eyes

粉雪みたいに夜が来る。
まるで空に穴が開いて、そこから落ちてくるようだ。
だから僕は、一旦ゆっくり家に戻って、
布団を被って泣くのさ。

I'm painting a shadow, like you fall a while
Trying to catch you the ghost of a smile
But the shadows can't help
And I carry on walking for mile

僕はしばらく影を描いているのさ、君のように。
幻の君の笑顔を見ようとしてるのさ。
だけど影は何もしない、
僕はただしばらく歩くだけなんだ。

こんな感じです。

秋に聞くと季節感ぴったり、と思うのは私だけでしょうか。

今日はこの辺でお時間です。

ではまた。