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2016年1月2日土曜日

Bill Haley - Forty cups of coffee

こんばんは、名久井翔太です。

早速、今日の洋楽です。

今日の洋楽

今日はビル・ヘイリーで40杯のコーヒー、という歌です。


元はダニー・オーバービアというシティブルースのミュージシャンがオリジナルですが、1953年にエラ・メイ・モーズという女性の歌手がヒットさせています。

1957年にビル・ヘイリーがカバーしていますが、個人的にこのバージョンが好きです。また同じ頃にエド・サリバン・ショーに出てた時に演奏していますが、これはスタジオ録音の時よりもアップテンポでかっこいいです。

http://youtu.be/RmHSK0eu9yc at Ed Sullivan Show

では和訳です。

Pace the floor, stop and stare 
I drink a cup of coffee and start pulling out my hair 

廊下を歩いたり、止まって床を見つめる。
コーヒーを一杯飲んで髪をあげてみた。

I'm drinking forty cups of coffee 
Forty cups of coffee 
Forty cups of coffee, waiting for you to come home 

コーヒーを40杯飲んでいる。
コーヒーを40杯。
40杯コーヒーを飲んで、君の帰りを待っている。

A quarter to twelve and you're still not in 
The way you run around is a doggone sin

11:45、まだ君は来ない。
君の浮気の仕方、とても俺を苦しめる。

I'm drinking forty cups of coffee 
Forty cups of coffee 
Forty cups of coffee, waiting for you to come home 

コーヒーを40杯飲んでいる。
コーヒーを40杯。
40杯コーヒーを飲んで、君の帰りを待っている。

A quarter to three, I start watching the clock 
The phone won't ring, so I'm waiting for your knock 

2:45、時計を見つめる。
電話は鳴らないから、ドアのノックを待っている。

I'm drinking forty cups of coffee 
Forty cups of coffee 
Forty cups of coffee, waiting for you to come home 

コーヒーを40杯飲んでいる。
コーヒーを40杯。
40杯コーヒーを飲んで、君の帰りを待っている。

Quarter to four, you ain't got home yet 
I try to be cool and smoke a cigarette 

3:45、まだ君は帰らない。
平静を装うとしてタバコを吸う。

I'm drinking forty cups of coffee 
Forty cups of coffee 
Forty cups of coffee, waiting for you to come home 

コーヒーを40杯飲んでいる。
コーヒーを40杯。
40杯コーヒーを飲んで、君の帰りを待っている。

You knock on the door about a quarter to five 
I wanna hug you and kiss you, say thank God that you're alive 

4:45、君がドアをノックした。
抱きしめてキスして、君が生きてて良かったと神様に感謝したい。

I drank forty cups of coffee 
Forty cups of coffee 
Forty cups of coffee, but I'm glad you finally came home

コーヒーを40杯飲んだ。
コーヒーを40杯。
40杯コーヒーを飲んだ、君がやっと戻ってきて嬉しい。

こんな感じです。

恋人の帰りを待ちわびてコーヒーを40杯も飲んだ人の歌です。

ではまた。

2016年1月1日金曜日

The Chantels - Maybe

明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。

さて、昨年は100記事突破、更にあっという間に200記事を突破するという物凄い更新速度でお送りしました。

今年もこのブログを通してたくさんのグループ・ミュージシャンのご機嫌な曲をご紹介したいと思います。

さてさて、今日の洋楽、RE-DISCOVER MUSICIANSです。

今日の洋楽

今日はザ・シャンテルズでメイビーです。


1957年デビューのガールズ・グループです。シャンテルという単語自体は無いですが、Chantで歌という意味だそうで、ドゥーワップのグループには-elとかで終わる名前のグループが多いです。

57年といえばまだまだドゥーワップ全盛といいますか、まだ人気がありましたが、その当時においてシャンテルズの様なメンバーが女性だけのグループは珍しいものでした。しかもメンバーはデビュー当時まだ高校生でした。

メンバーはアーリン・スミス、リーネ・ミヌス、ソニア・ゴーリング、ロイス・ハリス、ジャッキー・ランドリーの五人で、リードボーカルはアーリン・スミスです。

また、このグループの代表曲ヒーズ・ゴーンやメイビーはアーリンが作曲に関わっている事も特徴で、ドゥーワップのメンバー自身が曲を作るというのも珍しいようです。

シャンテルズもやがてヒットを出せなくなると、アーリン・スミスがソロで活動するようになり、残りのメンバーは新たなリードシンガーを加えて70年に解散しています。 

では和訳です。

Maybe, if I pray every night
You'll come back to me
Maybe, if I cry every day
You'll come back to stay
Oh, maybe

きっと、毎晩祈っていたら、
あなたは帰ってくるわ。
きっと、毎日泣いたなら、
あなたは私の側に来てくれる。
ああ、きっと。

Maybe, if I hold your hand
I'll be at your command
And maybe, if I kissed your lips
You'll be at my command
Oh, maybe

きっと、あなたの手をつないだら、
私はもうあなたのもの。
きっと、私があなたにキスをしたら、
あなたはもう私のもの。
ああ、きっと。

I've cried and prayed to the Lord
To send you back my love
But instead you came to me
But only in my dreams

あなたが戻ってくるように、
神様にお祈りしてたわ。
でも戻ってくる代わりに、
あなたはただ夢に現れるだけ。

Maybe if I pray every night
You'll come back to me
And maybe if I cry every day
You'll come back to stay
Oh, maybe

きっと、毎晩祈っていたら、
あなたは帰ってくるわ。
きっと、毎日泣いたなら、
あなたは私の側に来てくれる。
ああ、きっと。

(Maybe, maybe, maybe)
Maybe (Maybe, maybe, maybe)
Maybe (Maybe, maybe, maybe)
Maybe (Maybe, maybe, maybe)

きっと…
きっと…

こんな感じです。

ではでは皆さん、今年もよい1年をお過ごしくださいませ。

ではまた。

2015年12月29日火曜日

The Dave Clark Five - When

こんばんは、名久井翔太です。

今日の洋楽、イギリスのグループの中でも隠れた大物です。

今日の洋楽

今日はデイヴ・クラーク・ファイヴでWhenという歌です。


デイヴ・クラーク・ファイヴ(以下、DC5)はトッテナムというロンドンの町で結成された5人組のバンドです。

メンバーは以下の5人です。

•デイヴ・クラーク Dave Clark drums
•マイク・スミス Mike Smith organ
•レニー・デイヴィッドソン Lenny Davidson guitar
•リック・ハクスリー Rick Huxley bass
•デニス・ペイトン Denis Payton sax

「グラッド・オール・オーヴァー」や「ビコーズ」、「キャッチ・アス・イフ・ユー・キャン」等のオリジナル曲や、「ドゥ・ユー・ラヴ・ミー」、「レッド・バルーン」のカバーもイギリスでヒットさせた人気グループです。

またビートルズが抱きしめたいで1位をキープしていた時期にDC5はグラッド・オール・オーヴァーを見事1位に輝かせ、ビートルズを引き摺り下ろしたことでも知られています。

メンバー構成もミギル・ファイヴやブルー・コメッツと同じです。リードボーカルのマイク・スミスはリトル・リチャードも顔負けと言えるほどのソウルフルでラウドなボーカルを聴かせてくれます。またサックスが入る事により音が厚くなって、他のグループにはない音作りをしています。一部の批評家からはウルセェと言われる始末ですが。

日本でもタイガースが「ドゥ・ユー・ラヴ・ミー」や森本太郎のボーカルで「ビコーズ」をカバーしたり、スパイダースも「キャッチ・アス・イフ・ユー・キャン」や「シンキング・オブ・ユー・ベイビー」をカバーしたり、人気でした。

日本の人気グループがこぞってカバーしたにも関わらず、グループサウンズ世代で知名度が全くと言っていいほど無くなってしまった印象がありますが、DC5は何度もアメリカでツアーを行っており、是非日本でもやるべきだと日本側も思ってたようです。しかもビートルズよりも前に。

ところがDC5が途轍もなく高いギャラを請求したためにこの話はボツになりました。何やってんだ日本。

それだけにはとどまらず、グループが出したアルバムの原盤の権利をデイヴ・クラーク本人が管理しており、復刻版やベスト盤の発売を厳に許可しなかった故に、日本では「ビコーズ」等極々少数の曲しか知られる事が無くなって、結果的に知名度が落ちました。初めて公式にベスト盤が発売されたのが1993年。非常に惜しいことをした…。

2008年にロックの殿堂入りを果たしました。

このホエンという歌はヒットした曲に比べると知る人ぞ知るという感じであまり知られていませんが、実はタイガースがカバーしていたといわれていた様です。レイダースのキックスを初テレビ出演の際に演奏したり、ビル・ヘイリーのスキニー・ミニーをカバーしたり、タイガースはビートルズと同じくらい目の付け所がいいです。

僕の場合はその昔の知る人ぞ知るというグループや歌ばかりをたくさん聴いてきて、それが当たり前というか、周りにあるような感じですが。

では和訳です。

When the world looks dark all around you
All you need is love, I know
All your doubts and fears will disappear
And turn into song

世界が君の周りを暗く染めたら、
君は僕の愛を必要とするだろう。
君の疑いの心や悲しみは消え去り、
歌に変わるだろう。

When the night light shines from your window
You'll remember all I've said
And your heart will feel
That sudden beat setting you a glow

月の光が君の窓を突き抜ける時、
僕が言ったことを思い出すだろう。
君の心は突然鳴り響き、
君の体は火照っていく。

Please come back to my arms
I need all your love tonight

僕の腕に帰っておくれ。
今夜君の愛が欲しいんだ。

When the clouds have gone
You will see me
Can you turn your love my way
I want you to love me
Every minute of the day

雲が全て流れゆく時僕を見るだろう。
君の愛を僕に向けて欲しい。
毎日、いつでも、
君に愛して欲しい。

Please come back to my arms
I need all your love tonight

僕の腕に帰っておくれ。
今夜君の愛が欲しいんだ。


When the clouds have gone
You will see me
Can you turn your love my way
I want you to love me
Every minute of the day
Won't you say you will


雲が全て流れゆく時僕を見るだろう。
君の愛を僕に向けて欲しい。
毎日、いつでも、
君に愛して欲しい。
愛してくれると言っておくれ。

こんな感じです。

まさに隠れた名曲。日本人好みとでも言うべきでしょうか。

さて、今年も気がつけばあと2日。ブログを始めて2年になりましたが、今年ほどブログの上ではアクティブに更新した事は無かったです。


4月末に100記事更新アニバーサリーをやったりね。そこからあっという間に200記事超えたりもしましたが。


大晦日更新するかは、酒の入り具合によります。なので今日・明日と2日連続で大晦日挨拶し忘れないようにここで年の瀬の挨拶を…。


今年はたくさんの記事を更新しましたが、見てくださった方本当にありがとうございます。1月に高校の友人が実際に見てくれているという事を聴いて嬉しくなり、今日にまで至りました。


来年もこんなマイペースな男の長話・ちょっと酔いどれた感じの記事・世代ズレしたグループや歌の和訳を見てやってくださいまし。お時間のある時はコメントの程お願い致します。更に励みになります。


今年はどうもありがとうございました 来年もよろしくお願い致します。


…だからといって今年最後という訳でもないから本当、マイペースというか心配性というか。


そんな訳で今日も長くなりましたがこの辺にしときましょかね。これ以上長くなったら寄ってこなくなっちゃう。


ではまた。



2015年12月28日月曜日

The Teddy Bears - To know him is to love him

こんばんは、名久井翔太です。

昨日は酒を飲んで面倒くさくなりました。

では今日の洋楽、RE-DISCOVER MUSICIANSです。

今日の洋楽

今日はテディ・ベアーズの大ヒット曲、会ったとたんに一目惚れです。


テディ・ベアーズといえば、フィル・スペクターです。

フィル・スペクターは今現在は殺人の容疑がかけられたり薬物の更生施設に入ったりしてプロデューサーとしての活動はしていない、と思いますが、フィル・スペクターの活動の原点はポップグループ、テディ・ベアーズでした。

マーシャル・リーブとアネット・クラインバードとフィルの3人のグループです。会ったとたんに一目惚れはフィルの作です。

この曲はテディ・ベアーズの全米第1位大ヒット曲になったほか、ビートルズがカバーしたことでも知られています。他ピーターとゴードン、エミル・フォードもカバーしてます。

フィル・スペクターはその後プロデューサーとしてロネッツやボブ・B・ソックス&ブルー・ジーンズなどをプロデュースします。また音作りも独特で、たくさんの録音されたテイクを重ね合わせて作った重厚な音はウォール・オブ・サウンドとしても有名です。

アネット・クラインバードはキャロル・コナーズと名前を変えてソロで活動します。

では和訳です。

To know, know, know him is to love, love,  love him
Just to see him smile, makes my life worthwhile
To know, know, know him is to love, love, love him
And I do

彼を知ることは彼を愛することなの。
彼の笑顔見るだけで、私の人生は潤うの。
そう、彼の事を知ると愛する気持ちになるの。
本当なの。

I'll be good to him, I'll bring love to him

Everybody says there'll come a day when I'll walk alongside of him

Yes, just to know him is to love, love, love him
And I do

私は彼に優しくするし、彼を愛する。
みんなは言うわ、彼の横で私が一緒に歩く日が来るって。
そう、彼の事を知ると愛する気持ちになるの。
本当よ。

Why can't he see, how blind can he be
Someday he'll see that he was meant for me

どうしてあの人は分からないの?
彼は何も見えないのかしら。
彼はわかってくれるわ。
私のために生まれてきたって。

To know, know, know him is to love, love, love him
Just to see him smile, makes my life worthwhile
To know, know, know him is to love, love, love him
And I do

彼を知ることは彼を愛することなの。
彼の笑顔見るだけで、私の人生は潤うの。
そう、彼の事を知ると愛する気持ちになるの。
本当なの。

こんな感じです。

この歌はアネット・クラインバードがリードをとっていますが、ビートルズとか男が歌う場合はhimがherに変わるとかして自然な感じにします。himを変えないで歌ったらホモかと疑われますね。

ではまた。