こんばんは。名久井翔太です。
今日のGS
今日はザ・ワイルド・ワンズです。
時期はずれてしまいましたが、リーダーでいらっしゃった加瀬邦彦さんが74歳で他界されたのは非常にショックです。
ちょっと前からワイルド・ワンズのライブ日程とか見ていると、加瀬さんは体調不良で出演できません、というのは見ていたのはわかってたんですが、訃報を聞いたときは本当に寝耳に水、といった感じでした。
その1年前にもチャッピーこと渡辺茂樹さんが他界されたのもグループサウンズのファンとしてはこれまたショックな出来事です。
お二方のお悔やみを申し上げます。
なんか今年に入ってから次々と惜しい方を亡くした感じです。
さて、暗い話は置いといて。
ワイルド・ワンズで、愛するアニタです。
元々はタイガースに書かれた曲で、実際レコーディングもしたんですが、お蔵入りになりました。その他テンプターズも歌っています。
一方のワイルドワンズですが、この動画で渡辺茂樹さんがサポートに入って、その後のシングル、バラの恋人で正式にメンバーになります。
チャッピーが入る前と、入った後で違った点といえば、まず平均年齢が下がったことです。
愛するアニタがシングル発売された'68年1月の段階で4人の平均年齢21.25歳、バラの恋人は'68年4月でピッタシ21歳、あらそんなに変わってないワ。
それとチャッピーという人物が入った事でタイガースのジュリーや、テンプターズのショーケンの時と同じく、ワイルドワンズにも女性のファンが増えました。
音楽性も、それまで湘南サウンドといった感じから、湘南サウンド50、アイドル感50という感じに変わっていきます。
タイガースもトッポが抜けてハードロックだったり歌謡曲然とした感じに戻ったりしますが、ワイルドワンズに限らず、グループサウンズは何かあると音楽性も変わることもある、ということですね。
ではまた。