今日は上野のブックオフに行って、「日本ロック紀GS編」という本を見つけました。レコードを発表したタイガースやテンプターズはもちろん、オックスの福井利男と岩田裕二がいたキングス、元・バニーズの輿石秀之が加入したエドワーズなど、マイナーなグループサウンズのディスコグラフィーも全て載せてあります。
他にチャック・ベリーの自伝もありましたが、ここで逃したら恐らく他では見つけられないと思い、即これを買いました。
では今日の洋楽です。
今日の洋楽
今日はバチェラーズでダイアンという曲です。
バチェラーズも日本では馴染みがないですが、コンレスとデクランのクラスキー兄弟(Conleth Cluskey, Declan Cluskey, guitar)とジョン・ストークス(John Stokes, bass)の3人のグループです。
主なヒット曲は"Charmaine", "Diane", "No arms can ever hold you", "Sound of silence"などです。
「サウンド・オブ・サイレンス」はサイモンとガーファンクルでお馴染みですが、「シャーメイン」や「ダイアン」はもちろん女性の名前ですが、大昔にヒットしたポピュラーミュージックです。
他のその当時のロックグループと比べると地味な存在ですが、昔の名曲を掘り起こして自分たちでアレンジしてカバーしてるので、結構聴きやすいグループです。No arms can ever hold youなんか最初聴いた時に心にグサッとくるものがありました。マイナスの意味じゃないですよ。普通は心にグッと来るっていうんでしょうが、グッどころじゃないですよ、グサッですよ。
では和訳です。
Smile for me, my Diane
僕に笑っておくれ、ダイアン。
I'm in heaven when I see you smile
Smile for me, my Diane
And though everything's dark all the while
I can see you, Diane
君の微笑みを見ると天国にいるようだ。
僕に笑っておくれ、ダイアン。
I'm in heaven when I see you smile
Smile for me, my Diane
And though everything's dark all the while
I can see you, Diane
君の微笑みを見ると天国にいるようだ。
僕に笑っておくれ、ダイアン。
僕の周りが暗闇で何も見えなくても、
君が見えるよ、ダイアン。
You have lighted the road leading home
Oh, pray for me when you can
But no matter wherever I roam
Smile for me, my Diane
You have lighted the road leading home
Oh, pray for me when you can
But no matter wherever I roam
Smile for me, my Diane
家に続く道を照らしてくれたね。
出来るなら僕に祈っておくれ。
でも僕がどこを歩いていても、
僕に笑っておくれ、ダイアン。
2番も繰り返しです。
どうでした?聴きやすいでしょ。
これは1920年代の曲ですが、この時代の曲はあまりにも古すぎて私は聴くのに抵抗がありましたが、バチェラーズに限らず色々な人がカバーする事で聴きやすくなります。
随分前に紹介したエミル・フォードの「なぜ私を見つめるの」はオリジナルは100年も前の発表です。エイダ・ジョーンズという女性シンガーとビリー・マレイという男性シンガーがオリジナルですが、エイダは1922年に、ビリーは1954年に亡くなっています。まさか本人達も、ビリーにとっては少なくとも5年後ですが、イギリスで大ヒットするとは夢にも思わなかったと思います。
だから発掘って面白いんですよ。
ではまた。
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