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2025年9月11日木曜日

Radiohead - Climbing up the walls

こんばんは、古い音楽をお届けする音楽文章ラジオのお時間がやって参りました。進行は、名久井翔太です。どうぞよろしく。

ひどい雨でした。

午後のゲリラ雷雨、ひどい物でした。仕事でしたけど、車から全然出られませんでした。出た瞬間にずぶ濡れ。

まだまだ油断出来ない日々が続きます。

では、今日の洋楽和訳のコーナーです。

今日の洋楽

今日はレディオヘッドで、クライミング・アップ・ザ・ウォールズです。




レディオヘッド作曲です。1997年のアルバム『OKコンピューター』収録曲です。

レディオヘッドのメンバー、トム・ヨークは、この曲についてこんなコメントを発表しています。

This is about the unspeakable. Literally skull-crushing. I used to work in a mental hospital around the time that Care In The Community started, and we all just knew what was going to happen. And it’s one of the scariest things to happen in this country, because a lot of them weren’t just harmless... It was hailing violently when we recorded this. It seemed to add to the mood.

これは言葉では言い表せないほどのことについて歌っている。それこそ頭蓋骨を砕くような感覚のことだよ。「ケア・イン・ザ・コミュニティ」が始まった頃、精神病院で働いていたんだけど、そこでみんな、これから何が起こるかわかっていたんだ。この国で起きた中で最も恐ろしい出来事のひとつだと思う。なぜなら、その中には無害とは言えない人もたくさんいたから。僕らがこれをレコーディングしたとき、激しい雹が降っていた。それが曲のムードにさらに影響を与えた気がする。

トムは、一時期精神障害者施設で働いていた時があり、その時に新聞で異常な精神状態の人間が家族を殺したというニュースを見ました。ある時を境に人間の精神が異常をきたすのは何故なのか、そして他人に危害を加えるのは何故なのか。

その衝動を歌にしています。

では和訳です。

I am the key to the lock in your house

That keeps your toys in the basement

And if you get too far inside

You'll only see my reflection

It's always best with the covers up

I am the pick in the ice

Do not cry out or hit the alarm

You know we're friends 'til we die


俺は君の家を施錠する鍵、

地下室の君のオモチャがある君の家の。

君が深く入っていくなら、

君は俺の影しか見えなくなるだろう。

いつでも覆い隠すのが一番だ。

俺は氷の中のピックだ。

泣き叫ばないで、警報も鳴らさないで。

俺たちは死ぬまで友達さ。


And either way you turn

I'll be there

Open up your skull

I'll be there

Climbing up the walls


君がどっちに行こうとしても、

俺はそこに居る。

君の頭蓋骨を開けるんだ、

そこに居るから、

気が狂いそうになる。


It's always best when the light is off

It's always better on the outside

Fifteen blows to the back of your head

Fifteen blows to your mind

So lock the kids up safe tonight

Shut the eyes in the cupboard

I've got the smell of a local man

Who's got the loneliest feeling


いつでも電気が消えてるのが良い。

いつでも外の方が良い。

君の後頭部に15発打ち込まれ、

君の心に15発打ち込まれる。

だから今夜は子供達を安全な所に避難させて。

食器棚の中で目を閉じて。

俺は地元の男の匂いを嗅いだ、

寂しい気分になった男の匂いを。


That either way he turns

I will be there

Open up your skull

I'll be there

Climbing up the walls

Climbing up the walls

Climbing up the walls


どっちに行こうとも、

俺はそこに居る。

君の頭蓋骨を開けるんだ、

俺はそこに居るから。

気が狂いそうになる。

気が狂っちまう。


こんな感じです。

あなたのお名前何ァんて由来のコーナー、今回はレディオヘッドのメンバー、Thomas Edward YorkeのThomasを紹介します。

Thomas

ヘブライ語で「双子」を意味する「ta’om」が由来。

12使徒の一人。ユダ・ディディモのあだ名としてトマスが使われたが、誰と双子なのかは不明。

イエス・キリストの復活を初めは疑ったが、実際にイエスを見て感激したという話が有る。


という事で、

今日はこの辺でお時間です。洋楽和訳のリクエスト・感想ございましたらコメントくださいませ。X(旧Twitter)も宜しくお願い致します。IDとかは上に書いてます。

ではまた。

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