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2019年2月25日月曜日

The Byrds - Goin’ back

こんばんは、古い音楽をお届けする音楽文章ラジオのお時間がやって参りました。進行は、名久井翔太です。どうぞよろしく。

早速、洋楽和訳のコーナーです。

今日の洋楽

今日はザ・バーズでゴーイング・バックです。



キャロル・キング、ジェリー・ゴフィン作曲です。1968年のシングルで、ビルボードホット100で89位を記録しました。また同年発売のアルバム『名うてのバード兄弟』収録曲です。

オリジナルは1966年のゴールディーのバージョンです。ゴールディーはゴールディー・アンド・ザ ・ジンジャーブレッズのリードシンガーです。

飛行機嫌いのジーン・クラークが抜けているザ・バーズは、このアルバムで転換期を迎えようとしていました。

リズムギターのデヴィッド・クロスビーが、当時では異例だった他のアーティストのライブに飛び入り参加した事で、他のメンバーから「何やってんだ」みたいな感じで冷たい視線を送られていました。

そして、彼が作った「トライアド」という歌を、バーズのシングルとしてリリースしようとしていましたが、その歌がバーズの歌として相応しくないとして取り下げられました。結果デヴィッドはバーズを抜ける事になりました。

この歌をテレビ番組で演奏している映像がYoutubeにあがっていますが、その時は一瞬だけジーン・クラークが復帰しています。ジーン・クラークとともにドラムスのマイケル・クラークも脱退します。

残されたロジャー・マッグィンとクリス・ヒルマンは、新たにメンバーを集め、ザ・バーズをカントリーロックの前身ともいえる音楽性に持っていきます。

色々歌詞をネットで調べていましたが、別のアーティストのバージョンだと歌詞が違うものごあります。それはまた機会があればご紹介します。

バーズ意外にも、ダスティ・スプリングフィールド、ダイアナ・ロス、ニュー・シーカーズ、フィル・コリンズ、ボン・ジョヴィ、さらにはフレディ・マーキュリーら大御所のカバーが多い作品になっています。

では和訳です。

I think I'm going back 

To the things that I learned so well in my youth

I think I'm returning to 

Those days when I was young enough to know the truth


若い時に沢山学んだ時代に、

戻ろうかと思う。

真実を知るのに若すぎたっていう時代に、

戻ろうかと思う。


Now there are no games to only pass the time

No more electric trains, no more trees to climb

But thinking young and growing older is no sin

And I can play the game of life to win


暇つぶしのためのゲームももう無いし、

オモチャの電車も無ければ、木登りも無い。

でも考え方を若くして年老いていくのは悪い事じゃ無いさ。

だから僕はこの人生ゲームに勝てるのさ。


I can recall the time 

When I wasn't ashamed to reach out to a friend

Now I think I've got 

A lot more than just my toys to lend


友達に救いの手を求めるのを恥と思わない、

そんな時代を思い出す。

友達に貸すオモチャの数よりも、

沢山のものを手に入れたと思う。


Now there's more to do than watch my sailboat glide

And every day can be a magic carpet ride

A little bit of courage is all we lack

So catch me if you can, I'm goin' back


僕のヨットが進むのを見る以外に、やる事があるんだ。

毎日が、魔法の絨毯に乗っているように思えるんだ。

ほんの少しの勇気が、僕らに足りないものなんだ。

捕まえられるなら捕まえてごらん、僕は戻るから。


Now there's more to do than watch my sailboat glide

And every day can be a magic carpet ride

A little bit of courage is all we lack

So catch me if you can, I'm goin' back


僕のヨットが進むのを見る以外に、やる事があるんだ。

毎日が、魔法の絨毯に乗っているように思えるんだ。

ほんの少しの勇気が、僕らに足りないものなんだ。

捕まえられるなら捕まえてごらん、僕は戻るから。


こんな感じです。

昔の自分に会いに行く歌です。

今日はこの辺でお時間です。洋楽和訳のリクエスト・感想ございましたらコメントくださいませ。

ではまた。

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