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2023年6月22日木曜日

Chuck Willis - It’s too late

こんばんは、古い音楽をお届けする音楽文章ラジオのお時間がやって参りました。進行は、名久井翔太です。どうぞよろしく。

早速、今日の洋楽和訳のコーナーです。

今日の洋楽

今日はチャック・ウィリスでイッツ・トゥー・レイトです。



チャック・ウィリス作曲です。1956年のシングルで、R&Bチャートで3位を記録しました。

チャック・ウィリスこと、ハロルド・ウィリス(Harold Willis)は1926年1月31日、ジョージア州アトランタ生まれのR&Bシンガーです。

「キング・オブ・ストロール」の別名を持ち、ゆったりしたビートに乗せたバラード曲を得意とした、早世の歌手です。

ラジオ番組のタレントコンテストに出演して注目を浴び、1951年にコロムビア・レコードからデビューしました。シングルを1枚出した後、コロムビアの子会社オーケー・レコードに移籍しました。

1956年にアトランティック・レコードに移籍して1枚目に出したシングルが今回の「イッツ・トゥー・レイト」でした。1957年にマ・レイニーのブルースのカバー「C. C. ライダー」がR&Bチャート1位を記録して、人気シンガーの仲間入りを果たしました。

飲酒によって胃潰瘍に長年苦しみ、1958年4月10日、腹膜炎の手術中に亡くなりました。32歳でした。生前最後に出したシングルのタイトルは「ホワット・アム・アイ・リヴィング・フォー」(俺は何の為に生きている?)なのは偶然というかなんというか。

彼女が居なくなった事を嘆く男の歌です。

では和訳です。

It's too late, she's gone

It's too late, my baby's gone

Wish I had told her she was my only one

But it's too late, she's gone


遅すぎた、彼女は行っちまった。

遅すぎた、俺の彼女は居なくなっちまった。

彼女はたった一人の存在だって教えてやれてれば、と思う。

だが遅すぎる、もう居ないんだ。


It's a weak man that cries

So I guess I have to dry my eyes

Yes, I will miss her more than anyone

But it's too late, she's gone


泣くのは弱い男だって証拠さ。

だから俺は目を乾かさなきゃいけない、

そうさ、他の誰よりも彼女が恋しい。

でも遅すぎた、彼女は行っちまった。


She's gone, oh yeah she's gone

She's gone, my baby's gone

She's gone, oh yeah she's gone

Where can my baby be?


彼女はいない、居なくなっちまった。

そうだ、もう居なくなっちまった。

彼女はいない、もう行っちまったんだ。

彼女どこに居るんだ?


I wonder does she know

When she left me, it hurt me so

I need your lovin’ please don't make me wait

And tell me it's not too late


彼女は知ってるんだろうか、

居なくなった時、俺は大いに傷ついたって。

君の愛が欲しい、俺を待たせないでくれ、

そして言ってくれ、まだ遅くは無いって。


I need your lovin’ please don't make me wait

And tell me it's not too late


君の愛が欲しい、俺を待たせないでくれ、

そして言ってくれ、まだ遅くは無いって。


こんな感じです。

今日はこの辺でお時間です。洋楽和訳のリクエスト・感想ございましたらコメントくださいませ。

ではまた。

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