こんばんは、古い音楽をお届けする音楽文章ラジオのお時間がやって参りました。進行は、名久井翔太です。どうぞよろしく。
早速、今日の洋楽和訳のコーナーです。
今日の洋楽
今日はザ・ヴェルヴェッツで「愛しのラナ」です。
ロイ・オービソン、ジョー・メルソン作曲です。1961年のシングル「ラフ」B面曲です。
ザ・ヴェルヴェッツはテキサス州オデッサ出身のドゥーワップ・グループです。
メンバーは以下の通りです。
•ヴァージル・ジョンソン(Virgil Lewis Johnson, 1935.12.29-2013.2.24, lead)
•ロバート・サースビー(Robert Thusby, tenor)
•クラレンス・ビグスビー(Clarence Bigsby, tenor)
•ウィリアム・ソロモン(William Solomon, baritone)
•マーク・プリンス(Mark Prince, bass)
高校の英語教師のヴァージル・ジョンソンとその生徒で構成された珍しいドゥーワップグループです。教え子のクラレンス・ビグスビーとマーク・プリンスがデュオで歌っているのを見たヴァージル・ジョンソンがヴォーカル・グループを作る事を提案して、残りのウィリアム・ソロモン、ロバート・サースビーが加わり、1959年に結成されました。1961年にロイ・オービソンの協力でモニュメント・レコードからシングル「ザット・ラッキー・オールド・サン」でデビューします。
続く「夢のお月様」が全米26位を記録、グループ最大のヒット曲となりました。その次のシングルのB面曲が今回の「愛しのラナ」です。
その後6枚シングルを出したのち、グループは解散しました。
ヴァージル・ジョンソンは校長やDJを務める傍らザ・ヴェルヴェッツを再結成して活動した後、2013年に亡くなりました。メンバーのクラレンス・ビグスビーは交通事故で1978年に、ウィリアム・ソロモンは2006年に亡くなりました。
今回の歌は、ラナという女の子に好きって気持ちを伝える歌です。
では和訳です。
Oh, beautiful Lana
I told it my mama
And my dad
What I had
Was the sweetest
And the neatest
Little girl
In the world
ああ、美しいラナ、
僕の母さんに言ったんだ、
それと父さんに。
僕が出来たのは、
世界で一番可愛くて、
世界で一番素敵な、
彼女だって事を。
Oh La-La-La-La Lana
Oh La-La-La-La Lana
O- Oh Lana
O- Oh Lana
Don't make me blue
O- Oh Lana
Don't you know
Don't you know
I love you
ああ、ラナ、
僕を落ち込ませないで。
ああ、ラナ、
愛してるって知ってるでしょ。
Oh beautiful Lana
Don't you know that I wanna
Hug and kiss you
And let you know that I miss you
While we're apart
Oh my heart
All it can say is
L-A-N-A
L-A-N-A
L-A-N-A
L-A-N-A
Lana
ああ、美しいラナ、
分からないかい?僕が、
君を抱きしめてキスしたいって事を?
君が恋しいって伝えたいんだ、
僕らが離れ離れになってる時に。
僕の心は、
言うことしか出来ないんだ、
L-A-N-Aって。
こんな感じです。
今日はこの辺でお時間です。洋楽和訳のリクエスト・感想ございましたらコメントくださいませ。
ではまた。
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