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2023年11月30日木曜日

Rosemary Clooney - Time flies

こんばんは、古い音楽をお届けする音楽文章ラジオのお時間がやって参りました。進行は、名久井翔太です。どうぞよろしく。

いよいよ明日から12月です。

12月…といえば、来月の12月13日はこのブログ設立丸10年を迎えます。

何をやるかはまだ何も決まっておりません。

乞うご期待、という事で。

今日の洋楽

今日はローズマリー・クルーニーでタイム・フライズです。




ジミー・ウェッブ作曲です。1995年のアルバム『デミセンテニアル』収録曲です。

ローズマリー・クルーニーは1928年5月23日、ケンタッキー州メイズビル生まれのポップシンガーです。また、俳優のジョージ・クルーニーはローズマリー・クルーニーの甥です。

「家においでよ(原題:Come on-a my house)」で有名な、声量たっぷりに元気に歌うシンガーです。

妹ベティと共に「クルーニー・シスターズ」で音楽活動を始め、1945年にデビューますが、デュオは解散し、ソロ活動をします。1947年にコロムビア・レコードよりシングル「アイム・ソーリー・アイ・ディドゥント・セイ・ソーリー」でデビューします。

1951年に出したシングル「家においでよ」がビルボード1位を記録します。その後「ボッチャミー」「ディス・オール・ハウス」「ハーフ・アズ・マッチ」をヒットさせます。日本では「メロンの気持ち」がヒットして、森山加世子がカバーしました。

1970年代後半から1980年代前半にかけて、コロネットというブランドのペーパータオルのCMに出演して話題を呼びました。さらに1994年にバリー・マニロウとデュエットしています。

長年の喫煙により肺癌になり、2002年6月29日、74歳で亡くなりました。

あらゆる物の移り変わりを、時間が進むのと照らし合わせている幻想的な歌です。

では和訳です。

Life begins and spirits rise

And they become memories that vaporize

And the vapor becomes the dreams we devise

And while we are dreaming time flies


命は生まれ、魂は昇る。

そしてそれらは思い出として蒸発する、

そして蒸気は私達が見る夢となる、

私達が夢見てる間、時間は飛んで行く。


Night turns to dawn and dreams to sighs

And sighs change to sweet love that never dies

And love becomes laughter and lullabies

And while we are dreaming time flies


夜は朝焼けになり、夢は息となる。

そして息は色褪せる事のない甘い愛に変わる。

そして愛は笑い声や子守唄に変わる。

私達が夢見てる間、時間は飛んで行く。


While we are dreaming we meet and exchange

Conversations routinely and nothing seems strange

But when we awake there's a sense of unease

That another night's gone just as quick as you please


夢見てる間、私達は会ってやり取りを交わす。

いつものように会話する、何も変わった物は無い。

でも私達が起きると、何か漠然とした不安を感じる、

また夜があっという間に過ぎてしまう。


Night turns to dawn and then to bright skies

And bright skies to picnics on warm Julys

To deep umber autumns and winter goodbyes

And while we are dreaming time flies

While we are dreaming time flies


夜は朝焼けになり、そして空は明るくなる。

暖かい7月のピクニック日和になる、

そして秋の褐色に、そして別れの冬になる。

私達が夢見てる間、時間は飛んで行く。


こんな感じです。

今日はこの辺でお時間です。洋楽和訳のリクエスト・感想ございましたらコメントくださいませ。

ではまた。

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