こんばんは、古い音楽をお届けする音楽文章ラジオのお時間がやって参りました。進行は、名久井翔太です。どうぞよろしく。
さあ皆様、今年も、とうとう、汗だくになる季節がやって参りましたよ。
なんかどこかで聞いた事があるような挨拶でしたね。笑
今度の日曜日、7月7日にライブに出ます。
場所は東中野のライブハウス、「Music Shed Yes!」です。その日のイベント「オトナの音楽研究会」に出演します。
どんな曲をやるかまだ決まってません。その日のブログでライブの模様をお届けしたいと思います。
では、今日の洋楽和訳のコーナーです。
今日の洋楽
今日はコニー・フランシスで「ボーイハント」という歌です。
ニール・セダカ、ハワード・グリーンフィールド作曲です。1961年のシングルで、全米4位を記録しました。
コニー・フランシス、本名コンチェッタ・ローサ・マリア・フランコネロ(Concetta Rosa Maria Franconero)は1937年12月12日、ニュージャージー州ニューアーク生まれの歌手です。
アメリカ国内のみならず、ドイツや日本でも有名な歌手で、リアルタイムで日本人に色々な歌をカバーされるほどヒット曲を多数持っています。また、1960年に、女性初ビルボード1位を取ったとされています。
イタリア系アメリカ人の両親の元に生まれました。近所がユダヤ人が多かった事から、幼い頃からドイツ語の方言のイディッシュ語を流暢に話せる様になるなど、外国語に堪能だったようです。4歳頃からアコーディオンを演奏したり、地元のタレントコンテストに出演するなど活動をしていました。
1950年にデモレコーディング歌手として活動を始めました。この頃からコニー・フランシスという芸名をつけています。
1955年に、MGMレコードよりシングル「フレディ」でデビューしました。
中々ヒットが出なかったコニーはMGMレコードより、ヒットが出なければ契約を更新しないと通告され、自身も医学の道に進もうとしていました。そんな最中、1957年にリリースしたシングル「フーズ・ソーリー・ナウ」が全米4位を記録しました。コニー自身は当初この曲を気に入っておらず、ヒットしないと考えていましたが、翌1958年頃からじわじわとヒットしていくのを見て喜んだと言います。
その後ニール・セダカやハワード・グリーンフィールドと出会い、二人の曲を歌ったりしてヒットさせる様になりました。「間抜けなキューピッド」「カラーに口紅」「アモング・マイ・スーベニアズ」を50年代にヒットさせています。
60年代に入ってもヒットは続き、今回の「ボーイハント」を始め、「マイ・ハート」「バケーション」「泣かせないでね」「渚のデート」などをヒットさせています。特に「マイ・ハート」は女性でビルボード1位を初めて取った作品と言われています。また、この時に自身のヒット曲をドイツ語でリリースしているなど、積極的に外国語で歌うようになりました。
順風満帆に思われたコニーの歌手活動ですが、1977年、鼻の手術の影響で声が出なくなりました。歌声を取り戻すためにさらに3回も手術を行い、4年間歌手活動が出来なくなってしまいました。
さらに1981年、弟のジョージがマフィアに殺されるなど悲劇的な出来事が続き、鬱病にかかりました。複数の病院を転々と続くも鬱病の回復の兆しは見えず、自殺未遂をするほどに追い込まれました。
ブランクの後1989年に歌手活動を再開させました。往年のヒット曲の再録音版をリリースしたのが最初でした。1992年にはドイツで「ジャイヴ・コニー」をリリースして、大ヒットしました。
その後も時折ステージに立ちましたが、現在は高齢の為か引退している様です。
この世界でたった一人の私だけの男の子を見つけてみせるわ、という歌です。
では和訳です。
Where the boys are,
Someone waits for me
A smilin' face, a warm embrace,
Two arms to hold me tenderly
男の子達がいるこの世界、
誰かが私を待っている。
笑顔で、優しい抱擁で、
二つの腕で私を優しく抱きしめてくれるのよ。
Where the boys are,
My true love will be
He's walkin' down some street in town
And I know he's lookin' there for me
男の子達がいるこの世界で、
私の真の愛は作られるのよ。
街の通りを歩いて来る、
私の事を探してるのよ。
In the crowd of a million people
I'll find my valentine
And then I'll climb to the highest steeple
And tell the world he's mine
百万という人だかりの中で、
私のバレンタインを見つけるわ。
そして教会の尖塔に昇って、
世界中に言うのよ、彼は私のだって。
'Til he holds me
I'll wait impatiently
Where the boys are,
Where the boys are
Where the boys are,
Someone waits for me
彼が抱きしめてくれるまで、
私はずっと待つわ。
男の子達のいる世界で、
男の子達のいる世界で、
男の子達のいる世界で、
誰かが私を待っているのよ。
こんな感じです。
今日はこの辺でお時間です。洋楽和訳のリクエスト・感想ございましたらコメントくださいませ。
ではまた。
0 件のコメント:
コメントを投稿