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2025年10月26日日曜日

Dianne Reeves - Endangered species

こんばんは、古い音楽をお届けする音楽文章ラジオのお時間がやって参りました。進行は、ライブに出た名久井翔太です。どうぞよろしく。

10月25日(土)に、日頃お世話になっております東中野のライブハウス『MUSIC SHED YES!』様にて行われました「オトナの音楽研究会vol.19」に出演して参りました。

出演者は私を含めて8組でした。

当日私が演奏した曲は以下の通りです。

1. The Rolling Stones - Brown sugar
2. Bob Dylan - One more cup of coffee
3. Joe Brown - We like bananas
4. The Beatles - Strawberry fields forever
5. The Beatles - Sgt. Pepper’s lonely hearts club band
6. The Beatles - Savoy truffle
7. The Beatles - Octopus garden

食欲の秋、という事で、食べ物・飲み物がタイトルに入ってる曲をセレクトしました。

ブラウンシュガーに始まり、コーヒー、バナナ、イチゴ、胡椒、サヴォイ・トラッフル、そして最後はタコという奇妙なメニューになっております。笑

Sgt. Pepper’s〜は、1966年のアルバムの1曲目と12曲目(reprise)に収録されております。

最初の方はその後すぐにリンゴ・スターのボーカルで「With a little help from my friends」が流れます。今回の条件に残念ながら当てはまらなかったので、演奏しませんでした。

とはいえ、それだけじゃ物足りなさすぎると思いましたので、どうしようかと悩んでいました。YouTubeでポール・マッカートニーがライブで披露していましたが、そのライブでは、普通に演奏した後間奏に入り、そしてリプライズの方を演奏するというアレンジでした。

これにインスパイアされた私は、そのアレンジで行こうと思いました。

間奏をどうしようか、という事でしたが、事前の練習で思いつきました。全然関係ないインスト曲を入れようと思いました。

という事でWilly and The GiantsのAjoen Ajoenという曲を演奏してリプライズに移行させました。

機械があればそのアレンジも紹介しようと思います。

そしてビートルズのメンバーそれぞれが、食べ物を名前に入れた曲を作っているのにビックリしました。という事でビートルズを大胆にも4曲演奏しました。

次は12月に出演させて頂きます。12月はイヤーエンドという事で豪華になるらしいです。今から楽しみです。

では、今日の洋楽和訳のコーナーです。

今日の洋楽

今日はダイアン・リーヴスでエンデンジャード・スピーシーズです。




ダイアン・リーヴス、ジャンヌ・ピサノ作曲です。1994年のアルバム『アート・アンド・サバイバル』収録曲です。

ダイアン・エリザベス・リーヴス(Dianne Elizabeth Reeves)は、1956年10月23日、ミシガン州デトロイト生まれの歌手です。通算5度のグラミー賞に輝いているジャズボーカリストです。

15歳の時に歌とピアノを始めました。大学ではクラシック声楽を学びました。ロサンゼルスに移り、いくつかのバンドを結成した後、1983年から86年までハリー・ベラフォンテのツアーに帯同しました。

1987年にブルー・ノート・レコードと契約して、アルバム『ダイアン・リーヴス』をリリースしました。そしてグラミー賞にノミネートされています。

2002年のソルトレイク冬季オリンピックの閉会式でパフォーマンスを行いました。現在も活動を続けています。

力強い歌です。私はひどい扱いを受けても生きていく、という強い意志が感じられます。

では和訳です。

I am an endangered species

But I sing no victim's song

I am a woman I am an artist

And I know where my voice belongs


私は絶滅危惧種、

でも被害者の歌は歌っていない。

私は女、私は芸術家、

私の声がどこに宿るか分かってる。


I am an endangered species

But I sing no victim's song

I am a woman I am an artist

And I know where my voice belongs


私は絶滅危惧種、

でも被害者の歌は歌っていない。

私は女、私は芸術家、

私の声がどこに宿るか分かってる。


I am an endangered species

But I sing no victim's song

I am a woman I am an artist

And I know where my voice belongs


私は絶滅危惧種、

でも被害者の歌は歌っていない。

私は女、私は芸術家、

私の声がどこに宿るか分かってる。


I am a woman I exist

I shake my fist but not my hips

My skin is dark my body is strong

I sing of rebirth no victim's song


私は女、私は存在してる。

私は拳を振ってる、尻は振ってない。

私の肌は黒く、私の体は強い。

私は再誕の歌を歌う、被害者の歌は歌わない。


I am an endangered species

But I sing no victim's song

I am a woman I am an artist

And I know where my voice belongs


私は絶滅危惧種、

でも被害者の歌は歌っていない。

私は女、私は芸術家、

私の声がどこに宿るか分かってる。


They cut out my sex they bind my feet

Silence my reflex no tongue to speak

I work in the fields I work in the store

I type up the deals and I mop the floors


彼らは私から性別を奪い、私の足を縛る。

私の反射神経を黙らせ、喋る舌も無い。

私は戦場で働き、店で働き、

契約書を作って、床をモップがけする。


I am an endangered species

But I sing no victim's song

I am a woman I am an artist

And I know where my voice belongs


私は絶滅危惧種、

でも被害者の歌は歌っていない。

私は女、私は芸術家、

私の声がどこに宿るか分かってる。


My body is fertile I bring life about

Drugs, famine, and war, take them back out

My husband can beat me his right they say

And rape isn't rape you say I like it that way


私の体は妊娠できて、私は命を生み出す。

薬物、飢餓、戦争、それらを無くそう。

夫は私を殴る権利がある、とみんな言う。

そして強姦は強姦じゃない、それが好きなんだろ、とあなたは言う。


I am an endangered species

But I sing no victim's song

I am a woman I am an artist

And I know where my voice belongs

I know where my soul belongs

I know where I belong


私は絶滅危惧種、

でも被害者の歌は歌っていない。

私は女、私は芸術家、

私の声がどこに宿るか分かってる。

私の魂がどこに宿るか分かってる。

私の居場所は分かってる。


こんな感じです。

あなたのお名前何ァんて由来のコーナー、今回はDianne Elizabeth ReevesのDianneの由来を紹介します。

Dianne=Diana

フランス語名Dianaの異形。

①ラテン語で「女神のような人」を意味するDivaが由来。

②アングロサクソン語で「谷」を意味するDenu が由来。


という事で、Dianneと名付けられたこの方には「女神のようにみんなから尊敬される女の子に育って欲しい」という願いが込められているのかもしれません。

今日はこの辺でお時間です。洋楽和訳のリクエスト・感想ございましたらコメントくださいませ。X(旧Twitter)も宜しくお願い致します。IDとかは上に書いてます。

ではまた。

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