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2018年10月6日土曜日

Joan Baez - Saigon bride

こんばんは、古い音楽をお届けする音楽文章ラジオのお時間がやって参りました。進行は、名久井翔太です。どうぞよろしく。

早速、洋楽和訳のコーナーです。

今日の洋楽

今日はジョーン・バエズで「サイゴンの花嫁」です。



ジョーン・バエズ、ニーナ・デューセック作曲です。1967年のアルバム『ジョーン』収録曲です。

ジョーン・バエズのベスト盤は、「ドナ・ドナ」や「勝利を我らに」を録音したヴァンガード時代のものと、「ダイアモンド・アンド・ラスト」を録音したA&M時代のものと分かれます。今回の歌はヴァンガード時代のものです。

では和訳です。

Farewell my wistful Saigon bride

I'm going out to stem the tide

A tide that never saw the seas

It flows through jungles, round the trees

Some say it's yellow, some say red

It will not matter when we're dead


さようなら、哀れなサイゴンの花嫁。

私は外に出て潮の流れを止める。

海を見た事がない潮。

森の中を流れ、木々の周りを流れる。

ある人は黄色、ある人は赤と言う。

私達が死んでもそんな事は関係無い。


How many dead men will it take

To build a dike that will not break?

How many children must we kill

Before we make the waves stand still?


壊れる事の無い堤防を建てるために、

どれだけの男が死ななければならないのだろう?

波を立ち止まらせるために、

どれだけの子供達を私達は殺さなければならないのだろう?


Though miracles come high today

We have the wherewithal to pay

It takes them off the streets you know

To places they would never go alone

It gives them useful trades

The lucky boys are even paid


奇跡が高らかに起こったとしても、

私達はその代償を払わなければいけない。

それはこの通りから彼らを連れて行く、

一人にならない場所へと。

それは彼らに有効な取引。

幸運な男達は給料を貰っている。


Men die to build their Pharoah's tombs

And still and still the teeming wombs

How many men to conquer Mars

How many dead to reach the stars?


ファラオの墓を建てるために男達は死ぬ。

そしてこの母胎もまた同じ。

火星を征服するのにどれだけの男が、

星に到達するのにどれだけの男が死ななければならない?


Farewell my wistful Saigon bride

I'm going out to stem the tide

A tide that never saw the seas

It flows through jungles, round the trees

Some say it's yellow, some say red

It will not matter when we're dead


さようなら、哀れなサイゴンの花嫁。

私は外に出て潮の流れを止める。

海を見た事がない潮。

森の中を流れ、木々の周りを流れる。

ある人は黄色、ある人は赤と言う。

私達が死んでもそんな事は関係無い。


こんな感じです。


反戦歌です。


今日はこの辺でお時間です。洋楽和訳のリクエスト・感想ございましたらコメントくださいませ。


ではまた。

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