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2024年6月13日木曜日

Procol Harum - Conquistador

こんばんは、古い音楽をお届けする音楽文章ラジオのお時間がやって参りました。進行は、名久井翔太です。どうぞよろしく。

早速、今日の洋楽和訳のコーナーです。

今日の洋楽

今日はプロコル・ハルムで「征服者」という歌です。



ゲイリー・ブルッカー、キース・リード作曲です。1967年のアルバム『プロコル・ハルム』収録曲です。また、1972年にエドモントン・シンフォニー・オーケストラと再録音して、シングルリリースしています。

プロコル・ハルムの代表曲です。征服者の死体を見て皮肉を言う歌です。

では和訳です。

Conquistador your stallion stands 

In need of company

And like some angel's haloed brow

You reek of purity


征服者よ、お前の種馬は、

仲間を必要としている。

天使達の額に後光が差すように、

お前は純潔の臭いがする。


I see your armour-plated breast 

Has long since lost its sheen

And in your death mask face

There are no signs which can be seen


お前の胸を覆う鎧は、

輝きを失って久しい。

そしてお前の死の仮面の中で、

目に見える兆候は何も無い。


And though I hoped for something to find

I could see no maze to unwind


それでも何かを見つけようともがくが、

解けそうな迷路は一つも見当たらない。


Conquistador a vulture sits 

Upon your silver shield

And in your rusty scabbard now

The sand has taken seed


征服者よ、ハゲワシが座っている、

お前の銀の盾の上で。

そしてお前の古びた剣の鞘は、

今や砂が中身を埋め尽くす。


And though your jewel-encrusted blade 

Has not been plundered still

The sea has washed across your face

And taken of its fill


そして宝石が散りばめられた剣も、

何も略奪されていない。

海がお前の顔を洗い流して、

お前の食糧も全て持って行った。


And though I hoped for something to find

I could see no maze to unwind


それでも何かを見つけようともがくが、

解けそうな迷路は一つも見当たらない。


Conquistador there is no time

I must pay my respect

And though I came to jeer at you

I leave now with regret


征服者よ、もう時間が無い、

お前の冥福を祈らなければ。

お前を嘲りに来たが、

俺は後悔して帰る。


And as the gloom begins to fall

I see there is no aureole

And though you came with sword held high

You did not conquer, only die


さあ、暗闇が辺りを埋め尽くす、

もはや光は見えない。

お前が剣を高々と掲げたとて、

お前は征服出来ずに、死ぬだけの運命だ。


And though I hoped for something to find

I could see no maze to unwind


それでも何かを見つけようともがくが、

解けそうな迷路は一つも見当たらない。


こんな感じです。

今日はこの辺でお時間です。洋楽和訳のリクエスト・感想ございましたらコメントくださいませ。

ではまた。

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