このブログを検索

2018年11月18日日曜日

James Brown - It’s a man’s, man’s, man’s world

こんばんは、古い音楽をお届けする音楽文章ラジオのお時間がやって参りました。進行は、名久井翔太です。どうぞよろしく。

早速、洋楽和訳のコーナーです。

今日の洋楽

今日はジェームズ・ブラウンで、イッツ・ア・マンズ・ワールドです。
ジェームズ・ブラウン、ベティ・ジーン・ニューサム作曲です。1966年のシングルで、R&Bチャートで1位、ホット100で8位を記録しました。

タイトルからお分かりの通り、この歌は「男性上位主義」の歌です。

今や「男性上位」ではなく、「男女平等」が歌われる時代になっています。実際、ポール・アンカの歌で、「ユーアー・ハヴィング・マイ・ベイビー」が女性差別だ、という動きがあり、後に「ユーアー・ハヴィング・ユア・ベイビー」と変えています。

作者のベディ・ジーン・ニューサムはこの時のジェームズの彼女で、彼女の性別に関する観察眼をこの歌で表しています。

では和訳です。

This is a man's world
This is a man's world
But it would be nothing, nothing
Without a woman or a girl

この世界は男の世界。
この世界は男の世界。
でも無くてはならないのは、
女性なんだ。

You see, man made the cars
To take us over the road
Man made the train
To carry the heavy load
Man made the electrolight
To take us out of the dark
Man made the boat for the water
Like Noah made The Ark

分かるだろ、男は車を作った。
俺たちに道路を走らせるために。
男は列車を作った、
重い荷物を運ぶために。
男は電灯を作った、
暗闇に連れ出すために。
男は水の上を行く船を作った、
ノアが方舟を作ったように。

This is a man's, man's, man's world
But it would be nothing, nothing
Without a woman or a girl

この世界は男の世界。
でも無くてはならないのは、
女性なんだ。

Man thinks about a little bit of baby girls and of baby boys
Man make them happy
'Cause man make them toys
And after man make everything
Everything he can
You know that man makes money
To buy from other man

男は少し考える、
自分の幼い娘、息子の事を。
男は彼らを喜ばせる、
オモチャを作ったから。
そして男は全てのものを作った、
出来るものは全て。
男は金を作った、
他の男から物を買うために。

This is a man's world
But it would be nothing, nothing
Not one little thing
Without a woman or a girl

この世界は男の世界。
でも無くてはならないのは、
女性なんだ。

He's lost in the wilderness
He's lost in bitterness

彼は荒野で見失う。
彼は苦しみで見失う。

こんな感じです。

今日はこの辺でお時間です。洋楽和訳のリクエスト・感想ございましたらコメントくださいませ。

ではまた。

0 件のコメント:

コメントを投稿