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2018年8月13日月曜日

Johnny Cash - A letter from home

こんばんは、古い音楽をお届けする音楽文章ラジオのお時間がやって参りました。進行は、雷がドッカンドッカン鳴って、心の中は大騒ぎになった名久井翔太です。どうぞよろしく。

雷は本当に大嫌いです。

小学一年の頃、授業中に雷が鳴りました。雷が鳴ったのはいいんです。その時はすこぶるひどくて、本当にあったのか記憶が定かでは無いんですが、7秒ぐらい自分の視界が雷で真っ白になりました。

それ以来、雷がトラウマになりました。昼も怖いし、夜になっても、暗い夜空が一瞬白くなるのは怖いです。

怖いものは年を食っても怖いです。

では、洋楽和訳のコーナーです。

今日の洋楽

今日はジョニー・キャッシュでア・レター・フロム・ホームです。



ジャック・ラウス、ジョン・クロウリー作曲です。1965年のアルバム『Johnny Cash sings the ballads of The True West』、また1987年のアルバム『Johnny Cash is coming to town』収録曲です。今回の動画は後者の方です。

今回の歌は、非常にマニアックな選曲だと思います。

では和訳です。

A cowpoke rode in one hot dusty day 

To a store down in old San Antone

He stood at the window and I heard him say 

Do I have a letter from home


埃っぽいある日、カウボーイは馬に乗って来た、

サン・アントンにある店に向かって。

窓の前に立ち、彼が言うのを聞いた。

「家から俺に手紙は来てるかな?


The postmaster looked through the mail that had come

Then smilingly shook his grey head

The cowboke looked sadly a moment at him 

And these are the words that he said


郵便局長が届いた手紙を見た。

にこにこしながら彼の灰色の頭が振られた。

その瞬間、カウボーイの顔が悲しくなった。

これが告げられた言葉さ。


No letter from home, no letter from home Theres never a letter from home

(No message from mother and none from the other) 

Theres never a letter from home


家から手紙は来てない。

家から手紙は来てない。

(母からの手紙や、他の人達の物も無い。)

家から手紙は1枚も来てなかった。


That night he was shot on the wrong side of town 

No more of those plains will he roam

I reached for my Bible and gave it to him

And said son here's your letter from home


その夜、彼は治安の悪い所で撃たれた。

最早平原を彷徨う事も無いだろう。

聖書に手を伸ばし、彼に渡した。

「若いの、これが家から届いた手紙だ。」


If only I had just a little more time 

To read it the young cowpoke said

I can't take it with me and I must go on Then he died with his letter unread


「もう少し手紙を読むのに時間があれば。」

若いカウボーイが言った。

「俺にはこれは受け取れない、もう行く時間だ。」

そして手紙を読む事なく彼は死んでいった。


The letter from home, the letter from home No time for the letter from home

(The cowboy laid dead with his letter unread) 

Too late for the letter from home


家から来た手紙。

家から来た手紙を読む事なく、

(カウボーイは手紙を読む事なく死んでいった。)

家から来た手紙が来るのが遅すぎた。


こんな感じです。


若いカウボーイが家からの手紙を待ち望んでいる所で殺された歌です。


以前に特集を組んだ「Murder Song特集」に入っていそうな歌でした。


今日はこの辺でお時間です。洋楽和訳のリクエスト・感想ございましたらコメントくださいませ。


ではまた。

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