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2018年5月27日日曜日

Karla Bonoff - Just walk away

こんばんは、古い音楽をお届けする音楽文章ラジオのお時間がやって参りました。進行は、名久井翔太です。どうぞよろしく。

最近私がハマっているバンドが、ザ・バーズというバンドです。

ザ・バーズは英語で書くと「The Byrds」となります。

鳥を意味するBirdが正しい綴りですが、あえてByrdsとしたのは、ビートルズによる影響でもあります。

ビートルズも、カブトムシを意味するBeetleではなく、Beatlesと書きます。まず、虫の名前をグループ名にしたのは、ジョンが敬愛していた「バディ・ホリー&ザ・クリケッツ」が由来であるのと、映画『暴力教室』に出てくるバイク集団がThe Beetlesという名前である、という二つの説があります。

これに発音も似て、スペルもほぼ似ているBeatをくっつけることでBeatlesという名前が生まれました。

The Byrdsも、ビートルズにあやかってBirdをByrdと改めた訳です。Byrdってなんかスタイリッシュです。

The Tremeloesも、トレモロというギターの演奏方法を意味するTremoloが、新聞に間違ってTremeloesと紹介された事からTremeloesとなりました。

というわけで、久々に前半の話をしたところで、洋楽和訳のコーナーです。

今日の洋楽

今日はカーラ・ボノフでジャスト・ウォーク・アウェイです。




カーラ・ボノフ作曲です。1982年のアルバム『麗しの女 ~香りはバイオレット~』に収録されています。

3/4拍子の切ない歌です。綺麗な歌なのにシングルカットもされなかったのが不思議な歌です。

1980年代は色々音楽の流れも変わって来ていた時代ですから、カーラ・ボノフはその時代に埋没された存在だったのかもしれません。

ですがYouTubeの動画のコメントを見ると「LPが擦り切れてボロボロになるまで聴いた」というコメントがある事から、熱心なファンは確かについていたところを見ると、カーラの音楽は時代に合わせたものではなく、自分の気持ちを正直に表現したシンガーソングライターだった、のかも知れません。

カーラ・ボノフ。最近になってその良さが少しずつ分かってきた気がします。

では和訳です。

One life with one love

Are the things dreams are made of

Two hearts a world apart

The music stopped before the dance could start


一つの人生の一つの愛、

それは夢の材料になるもの。

二つの心が世界を引き裂いた。

ダンスが始まる前に音楽が止まってしまった。


So goodbye, now please don't cry

For now, all the words have been spoken

Time heals the heart that's broken

My love just walk away


さよなら、どうか泣かないで。

もう話す事は全て話したわ。

時間が壊れた心を癒してくれるわ。

私の恋、歩いて行って。


We played those long days

You thought that we saw it the same way

Your love as blind and if I seem unkind

Oh I wish for you that I could change my mind


私達は長い日を遊んだ。

あなたは私達が同じ方向を向いてるって思ってたわね、

あなたの盲目な愛に向かって。そして私が冷たくなったら、

あなたが私の気持ちを変えてくれるって思ってた。


So goodbye, now please don't cry

For now, all the words have been spoken

Time heals the heart that's broken

My love just walk away


さよなら、どうか泣かないで。

もう話す事は全て話したわ。

時間が壊れた心を癒してくれるわ。

私の恋、歩いて行って。


こんな感じです。


男女の別離を歌った歌です。バックの演奏がより切なさを引き立てます。


今日はこの辺でお時間です。洋楽和訳のリクエスト・感想ございましたらコメントくださいませ。


ではまた。

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